2026年ブラジルGPのFP1でマクラーレンを走らせるノリス

2026年F1第20戦ブラジルGPのフリー走行1回目が11月6日、インテルラゴスで行われた。マクラーレンのランド・ノリスが1分11秒717でトップ。キミ・アントネッリが0.082秒差、マックス・フェルスタッペンが0.236秒差で続いた。ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセル、アイザック・ハジャーまでの上位6人が0.439秒以内に収まった。

ソフトタイヤへの交換とともにトップタイムが更新された。F1公式の走行レポートによると、アントネッリはミディアムで1分12秒777を記録。その後、フェルスタッペンがソフトで1分11秒953を出して首位に立った。アントネッリは最初のソフトでのアタックで1コーナーをロックアップしてはみ出したが、次の走行では1分11秒799に短縮。それをノリスが上回った。

ノリスのタイムは最後まで破られなかった。周回数はノリスが33周、アントネッリが32周、フェルスタッペンが29周。終盤はチームがロングランに取り組み、首位は変わらなかった。ただし、この結果が示すのは今回のベストラップの順序であり、これだけで予選や決勝の競争力までは判断できない。

2026年ブラジルGPのFP1で51号車のハースを走らせるカマラ

赤旗と車両トラブルで走行を制限されたドライバーもいた。フレディ・スレーターはアウディをコース上に止め、赤旗の原因となり、7周にとどまった。アレクサンダー・アルボンは残り約20分でパワーステアリングを失い、18周で走行を終了して16番手。フェルスタッペンは無線でシフトダウンの感触に不満を述べ、その後にはステアリングが次第に重くなっていると報告した。

若手ドライバーの起用も今回の特徴だった。ピエール・ガスリーのアルピーヌを走らせたガブリエレ・ミニは7番手で、トップ10の代走ルーキーでは最上位。ガブリエル・ボルトレト、フランコ・コラピント、リアム・ローソンが続いた。オスカー・ピアストリのマクラーレンに乗ったレオナルド・フォルナローリは11番手、カルロス・サインツに代わったルーク・ブラウニングは17番手だった。

母国で走ったラファエル・カマラは51号車のハースで30周をこなし、18番手となった。一方、シャルル・ルクレールのフェラーリを走らせたディノ・ベガノビッチは問題に見舞われ、車両のフロアが一時取り外された。11周で21番手にとどまり、スレーターの7周と併せて見ると、下位の順位だけでは各ドライバーが確保できた走行量の違いは分からない。

FP1全結果

順位 車番 ドライバー チーム タイム/差 周回数
1 1 ランド・ノリス マクラーレン 1:11.717 33
2 12 キミ・アントネッリ メルセデス +0.082s 32
3 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル +0.236s 29
4 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ +0.324s 31
5 63 ジョージ・ラッセル メルセデス +0.386s 30
6 6 アイザック・ハジャー レッドブル +0.439s 25
7 62 ガブリエレ・ミニ アルピーヌ +0.852s 28
8 5 ガブリエル・ボルトレト アウディ +0.897s 30
9 43 フランコ・コラピント アルピーヌ +0.937s 34
10 30 リアム・ローソン レーシングブルズ +0.998s 32
11 67 レオナルド・フォルナローリ マクラーレン +1.116s 28
12 87 オリバー・ベアマン ハース +1.120s 27
13 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン +1.300s 26
14 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ +1.321s 32
15 77 バルテリ・ボッタス キャデラック +1.654s 16
16 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ +1.794s 18
17 46 ルーク・ブラウニング ウィリアムズ +1.874s 12
18 51 ラファエル・カマラ ハース +1.979s 30
19 18 ランス・ストロール アストンマーティン +2.043s 28
20 25 コルトン・ハータ キャデラック +2.558s 31
21 38 ディノ・ベガノビッチ フェラーリ +2.640s 11
22 98 フレディ・スレーター アウディ +3.249s 7