メルセデスのジョージ・ラッセルは、新たな内燃機関を投入したことにより、2026年F1ブラジルGP決勝で5グリッド降格となる。F1公式が11月6日に処分の幅を確認した。ラッセルによれば、シーズン終了までにもう一度この種のペナルティーを受ける見込みがあり、実施する場所としてインテルラゴスを選んだ。
対象は決勝のスタート位置であり、予選タイムや予選結果そのものを削除する処分ではない。ラッセルはまず予選でできるだけ上位を目指し、その後にグリッドの調整を受ける。5つの位置は挽回できる可能性があると考えているが、実際にどこまで戻せるかはレース次第だ。
副代表のブラッドリー・ロードは、新しいエンジンの性能と、古いパワーユニットを管理し続ける負担を比較したと説明した。旧ユニットでは信頼性を守るために出力を抑える必要が生じ得る。一度の降格を受け入れることで、残りのレースをより有利な使用条件で戦う判断だ。

ロードはアントネッリについても、今後のいずれかの大会で追加の内燃機関が必要になる可能性が高いと述べた。これは将来の見通しであり、ブラジルで同じ処分が確定したという意味ではない。2台の計画は、それぞれ実際の交換と確定したペナルティーに基づいて捉える必要がある。
アントネッリはブラジルのFP2で最速だった。ドライバーズ選手権を制した後は、よりレースを楽しみたいと述べる一方、低いグリップ、タイヤの劣化、車両バランスには引き続き取り組む必要があるとした。メルセデスには速さの土台があるが、週末の準備は終わっていない。
INKA SPORTS 分析と総括:5つの位置と残りシーズンの利益
今回の判断は、日曜のグリッドで失う5つの位置だけでなく、残りのシーズン全体の性能を考えたものだ。土曜の天候変化は予選やセットアップに影響し、ラッセルの挽回条件も変わり得る。新エンジンの価値は実戦で得る利益と合わせて評価すべきで、チームメートの練習での速さがそのまま降格を取り戻す保証にはならない。