ブラジルGP金曜の中団各チームは、異なる課題に向き合った。F1公式サイトがまとめたコメントでは、アウディは片側の走行不足を取り戻す必要があり、アルピーヌは調整を継続。アストンマーティンはメキシコより前向きな信頼性評価を示した。
ニコ・ヒュルケンベルグは1周も走れなかった。FP1でフレディ・スレーターが遭遇した問題は特定したものの、FP2出走までに修理が間に合わなかったと説明した。一方のガブリエル・ボルトレトは2セッションとも8位で、予定の作業を完了したという。アウディは1台が集めた情報を使い、もう一方の遅れを補うことになる。
アルピーヌでは、ガブリエレ・ミニがFP1でピエール・ガスリーに代わって走り、7位だった。FP2で復帰したガスリーは、ソフトでの走行がまとまらず、最初のアタックでロックさせ、別の試みも中断したため、順位は車内での感触を反映していないと説明した。フランコ・コラピントも、土曜までにバランスと運転のしやすさを改善できると考えている。

アストンマーティンのランス・ストロールは、金曜の全プログラムを完了したと説明した。チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラックは、信頼性がより前向きで、速さもおおむね想定内とした。キャデラックのバルテリ・ボッタスはFP2でロングランに重点を置いたと話し、マルチン・ブドコフスキー代表は、変わりやすい天候に備えて各セッションとフィードバックを生かす重要性を強調した。
評価には気温の違いも関わる。ピレリのチーフエンジニア、シモーネ・ベッラは、気温の高いFP1では熱による劣化が増えたと説明。気温が下がったFP2では、予選想定の走行でフロントタイヤを適温に入れにくいチームもあった。異なるプログラムのタイムは、同条件の比較にはならない。
INKA SPORTS 分析と総括:それぞれの準備課題を完了する
INKA SPORTSは、情報をそろえ、車両を使える領域に入れることが中団の準備の基礎と考える。アウディは走行不足を補い、アルピーヌは確認できた速さを通常のドライバーが引き出す必要がある。アストンマーティンとキャデラックは円滑な走行を次の成果につなげたい。金曜の評価にはそれぞれ条件があり、土曜の実走行で進歩を確かめることになる。