2026年ブラジルGP金曜にレーシングブルズのガレージで働くパーメイン

レーシングブルズの2027年ドライバーは、まだ発表されていない。ブラジルGP金曜の取材に応じたアラン・パーメイン代表は、資料をより体系的に分析してから判断したいと説明し、現役ドライバーが待たされる不満にも理解を示した。F1公式サイトは11月7日にこの発言を掲載した。

2席を争う3人の実績

候補はリアム・ローソン、アービッド・リンドブラッド、レッドブル育成のニコラ・ツォロフ。11月7日のF1公式記事によると、ローソンは今季レッドブルで3戦に出場し、グランプリで14回入賞してランキング9位。新人リンドブラッドは11回の入賞で11位につけ、ローソンとの差は45点だった。ツォロフはF2初年度で優勝を経験し、ランキング2位につけている。

ツォロフはメキシコのFP1でレーシングブルズを走らせ、同じセッションのリンドブラッドに約0.1秒差だった。パーメインは選考について、結論を急ぐのではなく、資料をより体系的に検討したいと説明した。

速さとともに経験を重視する理由

パーメインは、最初に求めるものは純粋な速さだと説明した。一方で、レーシングブルズには競争と若手育成の両方の役割があり、新人を次々に乗せ換えることが育成ではないという。経験を持つドライバーが比較対象となり、新人の能力を判断する助けになると述べた。

また、過去のレッドブル育成では、一部のドライバーに適応する時間が十分与えられず、判断が早過ぎたとの批判があったことにも触れた。今回は複数の候補を検討し、時間をかけて適切に選びたいというのが代表の説明だった。

2026年メキシコGP金曜にレーシングブルズで準備するツォロフ

この説明に先立ち、ローソンはブラジルGP前に、自分にこれ以上何が求められているのか分からないと話していた。パーメインは待つ側の不満を認め、両ドライバーを高く評価。金曜の時点では検討を続け、今後数週間で発表する見通しを示したが、これは代表の予定であり、2席とも正式決定は発表されていなかった。

ブラジル金曜も調整を継続

ドライバー選考と並行して、金曜の車両調整も続いた。FP2はリンドブラッドが12位、ローソンが13位で、差は0.034秒。リンドブラッドはセッション間の変更で運転のしやすさと自信が増したと説明した。パーメインは最良の金曜ではなかったと認め、シミュレーターで0.1〜0.2秒の改善を探り、雨の可能性も見据えて調整していると述べた。