2026年ブラジルGP週末のヒュルケンベルグ

雨のブラジルGP予選でローソンは1分28秒321の5番手だったが、決勝は3番手から出走する。前にいた2人が内燃機関の使用基数超過による処分を受けるためだ。予選2番手のラッセルは5グリッド降格で7番手、4番手のルクレールは10グリッド降格で14番手へ下がる。ローソンは2つ繰り上がり、ポールのノリスと2番手に上がるアントネッリに続く。

2件の降格が中団のグリッドを押し上げる

同じ2件の処分でヒュルケンベルグも予選6番手から決勝4番手へ上がる。ベアマンは8番手から6番手となり、自身とアストンマーティンにとって今季初のQ3に進んだアロンソは予選9番手から決勝8番手へ。いずれも処分後のグリッド編成による変化で、コース上の追い抜きではない。

ローソンには未完了のアタック、もう1台は故障

ローソンはF1公式メディアに、レーシングブルズの速さを十分に引き出せなかったと説明した。最後のアタックに向けて間隔をつくろうとしたが、最初の周でアロンソに追いついて中止し、その後の雨で次の機会を失った。雨では機会も危険も増すと考えつつ、ドライでも競争力はあるとしている。

もう1台のリンドブラッドは信頼性の問題で走行を終えた。Q1では好感触だったが、Q2は開始直後から車に違和感があり、PUの問題で停止を指示されたという。予選14番手で、公式の予選後報道では決勝12番手となる。チームには好結果と同時に技術的な課題も残った。

2026年ブラジルGP予選後のカマラ

金曜の不足を補ったヒュルケンベルグ、ボルトレトは事故

金曜に実質的な走行ができなかったヒュルケンベルグは、Q1とQ2でともに5番手、Q3では6番手だった。雨が走行不足を補い、アウディに自信を持てたと語った。一方ボルトレトはターン12で湿った芝生へ出てバリアに衝突。リアウイングを損傷して続行できず、22番手に終わった。

ヒュルケンベルグとアウディにとって今季最高の予選結果だった。インテルラゴスは2010年、雨が絡んだ予選で自身唯一のF1ポールを得た場所でもある。今回は車への信頼と雨の中でまとめた周を評価し、決勝では事故を避けて4番手グリッドを最大限生かすことを目標とした。

ハースのタイヤ運用とアロンソの雨での可能性

ハースのカマラは初のF1予選でQ1にスピンし、Q2ではクラッシュして赤旗の原因となった。無事を報告したもののミスを悔やみ、最終コーナーのロックで曲がれなくなったと説明した。予選13番手、決勝11番手から、準備を整えてクリーンな初戦を目指す。ベアマンは雨用タイヤの攻めと冷却の管理が改善した一方、Q3では適切な作動領域を得られなかったと語った。

アロンソは各セグメントを8番手、7番手、9番手で終えた。初のQ3を喜びつつ、ドライのFP3は期待を下回ったと指摘。雨が続けば入賞の可能性が広がるが、ドライに戻れば本来の競争位置に戻る可能性があると見ている。