2026年ブラジルGP金曜にウィリアムズのエンジニアと話すサインツ

ウィリアムズのジェームズ・ボウルズ代表は、11月6日公開のチームインタビューで、2027年型車の開発を空力だけで説明することはできないと述べた。重量、構造の剛性、レイアウトも性能に影響するため、開発ツールと併せて改善を進めている。

代表は、制動、コーナー中盤、立ち上がりという3段階を結びつけて説明した。低速、中速、高速の各コーナーで、ドライバーが限界を引き出せるバランスが必要になる。特定の性能指標が向上しても、その全段階で車両を使い切れるかまでは分からない。

メキシコでの信頼性改善にも言及した。パワーユニットとブレーキの冷却管理を改善し、レース中に継続して攻められる状態に近づけたという。ペナルティ反映後も2台は入賞圏のすぐ外だったが、今後の開発に使える経験を得た。

2026年ブラジルGP金曜走行でウィリアムズを走らせるアルボン

ブラジルの金曜も、チームは適切なバランスを探していた。アレックス・アルボンは、感触が良い時と、改善すべき点が多い時があると説明。カルロス・サインツはFP2後、低温と冷えたタイヤへの対応に苦労し、来季に向けたセットアップ実験と相関確認も進めていると話した。

ルーク・ブラウニングは今季4回目で最後となるFP1出走を終えた。短いプログラムで走行距離は限られたが、得られた情報をグローブへ持ち帰ると述べた。サインツも走行距離を管理する週末だと説明しており、各走行の価値が重要になる。

INKA SPORTS 分析と総括:実走行の情報を車両全体の開発へ

INKA SPORTSは、走行距離が限られる今回、冷えたタイヤでのサインツの各走行が、調整と相関確認の両方を担うと見る。制動、コーナー中盤、立ち上がりの反応を記録することで、開発ツールが車両の挙動を再現しているかを検証できる。ボウルズが重視する全体のバランスは、その実走行情報を2027年の設計に生かす具体的な目標となる。