2026年9月26日のアゼルバイジャンGPのグリッドに立つパーメイン代表とリアム・ローソン。資料写真

レーシング・ブルズはブラジルGP週末を迎えた11月6日、アラン・パーメインとの長期契約延長を発表した。パーメインは2031年末までチーム代表兼競技部門担当の共同CEOを務める。ピーター・バイエルは商業部門担当の共同CEOを継続する。

今回の契約延長の対象はパーメインだ。商業部門を担うバイエルとの分担は維持される。発表で明記された2031年末という契約期限は、パーメイン本人に適用される。

2024年加入、2025年に代表へ昇格

チーム発表によると、パーメインは2024年1月にレーシングディレクターとして加入し、当時の代表ローラン・メキーズとチームづくりを進めた。2025年7月に代表へ昇格し、その後のオランダGPでVCARBとして初の表彰台を獲得。同年の年間順位は過去最高に並ぶ6位だった。

パーメインは30年以上のF1経験を持つ。ベネトンでキャリアを始め、エンストンのチームで34年間にわたりレースエンジニア、チーフレースエンジニア、スポーティングディレクターを歴任。ミハエル・シューマッハとフェルナンド・アロンソの世界タイトル獲得にも携わった。

2026年10月29日のメキシコGPメディアデー、黒い上着でパドックを歩くリアム・ローソン。資料写真

年間5位を争うための得点基盤

メキシコGP後の公式ランキングでは、レーシング・ブルズは108点で5位、アルピーヌは69点で6位となっている。差は39点。チームは、年間5位でシーズンを終えれば自己最高順位を更新するとしている。

パーメインはレッドブルの信頼に感謝するとともに、サーキット、ファエンツァ、ミルトンキーンズで働くスタッフの長年の努力を評価した。5位を争っていることを誇りとしながら、仕事はまだ終わっていないと強調。必要な人材、文化、明確な方向性がそろっているとの考えを示した。

競技と商業、二つの管理ラインを維持

レッドブルで企業プロジェクト・投資を担当するCEOのオリバー・ミンツラフは、チームの進歩がパーメインの経験、献身、競争意識を反映していると評価した。バイエルとの異なる強みや視点が互いを補い、安定と継続性が長期的な発展の土台になるとしている。