マクラーレンは今週末のF1ブラジルGPで小規模なアップデートを投入する。ただし、ランド・ノリスは、それによってマシンが扱いやすくなるとはまだ断言できないと語った。現地11月5日のサンパウロのメディアデーで、今季のマシンをさらに改善したいと説明する一方、性能とドライビング特性が異なる方向に変化する可能性にも触れた。
メキシコGP終了時点で、マクラーレンは365点でコンストラクターズ選手権4位。3位レッドブルとの差は17点だ。今回の改良は開発上の知見だけでなく、シーズン終盤の順位争いにも関わる。ただし、ブラジルの走行はまだ始まっておらず、実際の効果は示されていない。
性能向上と扱いやすさは別の課題
F1公式サイトに掲載されたインタビューで、ノリスは今週末に小さな変更を加え、より良い方向へ進むことを期待していると説明した。その一方で、マシンが扱いやすくなるかは分からず、むしろ難しくなる可能性もあると認めた。
ノリスが期待するのは、まず性能が向上し、その後の調整によって挙動の一貫性を高められることだ。これまでも十分な潜在能力はあったが、それを引き出すことが難しかったと評価した。

開発計画から今週末の実走確認へ
マクラーレンは以前から、今後の開発をブラジルとラスベガスに投入する方針を示していた。アンドレア・ステラ代表はアメリカGP後にその計画を説明し、メキシコでの変更は限られるとしていた。サンパウロでは、実際に投入される変更と、ノリスが性能をより安定して引き出せるかが焦点になる。
ノリスにとって、このサーキットには良い記憶もある。昨年のサンパウロで勝利し、今回の取材でも自信を高めた週末だったと振り返った。今年のブラジルは3回の練習走行、予選、決勝という通常形式に戻り、金曜の2セッションが今回の変更を確かめる最初の機会となる。
INKA SPORTS 分析とまとめ:まずは練習走行で確かめる
ノリスが示した順序に従えば、改良後も扱いが難しい場合には、性能と併せて評価する必要があり、一つの否定的な感触だけで全体を判断することはできない。同時に、性能向上への期待は、すでに得られた効果でもない。レッドブルとの17点差は、速さを見つけ、それを安定した走りに結びつける現実的な必要性をマクラーレンに与えている。