ラリー・フィンランドは木曜日に最初の正式結果が出た。フルモーとコリアはユヴァスキュラのハルユ・スーパーSSを2分06.7秒で走り、ヌービルを1.1秒上回った。エバンスとオジエはともに1.2秒差で、同タイムの3番手となった。全長2.58キロの短いミックスサーフェスの開幕ステージは、Rally1の全11台が完走した。クルー間の差はまだ小さく、金曜日の森林ステージで総合順位の差が本格的に広がる見通しだ。競技前のルーヒマキ・シェイクダウンでは勝田が最速だったが、そのタイムはラリーの累計タイムには加算されない。

木曜午前のシェイクダウンが行われたルーヒマキは、ジャンプで知られる。勝田は3回の走行を経て最速タイムを記録した。シェイクダウンの主な意義は、サスペンションのセットアップ、ジャンプの踏み切りと着地点、ドライビングの感触を確認することにあり、ステージのコンディション、タイヤの使い方、どこまでリスクを取るかという判断は、夜のハルユとはいずれも異なる。勝田は正式な開幕ステージではフルモーから1.8秒差の5番手だった。準備が無駄ではなかったことを示す一方で、シェイクダウンの速さが本番の順位をそのまま示すわけではないことも物語っている。森林で数百キロにわたってタイムを積み重ねていくラリーにおいて、シェイクダウンでのトップタイムは、あくまで出発点の情報にすぎない。

ハルユはトヨタのチーム本拠地とサービスパークの近くに位置する。異なる路面が混在し、現地は大いに盛り上がるものの、金曜日に待つ高速グラベルの林道を完全に代表するステージではない。フルモーがヒョンデを首位に導き、チームメイトのヌービルが2番手に入り、木曜日はヒョンデがワンツーを占めた。エバンスとオジエは、ともに2分07.9秒でその後に続いた。パヤリが6番手、ソルベルグが7番手で、上位7台の差は3秒未満だった。金曜日の長い森林ステージなら、どの1本でも、木曜日についたわずかな差をすべて上回るタイム差が生じ得る。

今回オジエのコ・ドライバーを務めるのは、長年コンビを組んだジュリアン・イングラシアだ。通常のパートナーであるランデが個人的な事情でフィンランドに帯同できないため、イングラシアが一時的に復帰した。ふたりは過去、オジエの最初の8度の世界タイトルをともに獲得している。コ・ドライバーの交代によって木曜日の結果が変わるわけではないが、金曜日の高速ステージでのペースノートを通じた意思疎通は、このクルーの特に注目すべき点となる。

最上位クラスではラッピが8番手、アームストロングが9番手、マクアーリーンが10番手、セスクスが11番手だった。木曜日はRally1の全11台が正式な開幕ステージのタイムを記録し、リタイアしたクルーはいなかった。この短いステージを終え、次に待ち受けるのは林道の連続するジャンプとコーナーだ。

金曜日は4本の森林ステージをそれぞれ2回走行し、最後に再びハルユへ戻る。SS総距離は127.72キロに達し、今大会で最も長い競技日となる。ラウカーは逆走となり、サーリカスが復活し、シュダンマーとホホが新ステージとなる。ドライバーたちは市街地のミックスサーフェスから、路面がルーズな高速グラベルと連続するジャンプへと舞台を移す。競技前のシェイクダウンで固めたセットアップは、まったく異なる負荷にさらされることになる。エバンスは、ドライコンディションでは前方を走ることで路面表層の砂利を掃く役割になることを懸念している。雨が早めに降り始めれば、前方と後方を走る車両のグリップの優劣が逆転する可能性もある。

したがって、木曜日の結果から最も確実に言えるのは、ヒョンデが市街地の短いステージで1、2番手を獲得し、トヨタの主力勢が僅差で続き、最上位クラスの11台が正式な最初のステージを走り終えたということだ。フルモーの1.1秒のリードは記録に値するが、優勝に向けた優勢とまで大きく捉えるべきではない。この先はステージがより長くなり、速度も上がる。ジャンプの頂点やブラインドコーナーの手前でのコ・ドライバーのコール、2回目の走行でわだちの中を走る際のタイヤの耐久性、そして各クルーが天候の変化に遭遇するタイミングの違いが、ハルユでの1回の短い走行以上に、金曜夜の順位を左右することになる。

木曜ステージ終了後のRally1総合成績

Rally1順位 車番 ドライバー/コ・ドライバー チーム 累計タイム タイム差 状況
1 16 アドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア ヒョンデ 02:06.7 — 暫定
2 11 ティエリー・ヌービル/マーティン・ウィダグ ヒョンデ 02:07.8 +1.1秒 暫定
3 33 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン トヨタ 02:07.9 +1.2秒 暫定
4 1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア トヨタ 02:07.9 +1.2秒 暫定
5 18 勝田貴元/アーロン・ジョンストン トヨタ 02:08.5 +1.8秒 暫定
6 5 サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン トヨタ 02:08.6 +1.9秒 暫定
7 99 オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン トヨタ 02:09.6 +2.9秒 暫定
8 4 エサペッカ・ラッピ/エンニ・マルコネン ヒョンデ 02:09.7 +3.0秒 暫定
9 95 ジョン・アームストロング/シェーン・バーン Mスポーツ・フォード 02:10.0 +3.3秒 暫定
10 55 ジョシュ・マクアーリーン/オーエン・トレイシー Mスポーツ・フォード 02:10.8 +4.1秒 暫定
11 22 マルティンス・セスクス/レナールス・フランシス Mスポーツ・フォード 02:12.9 +6.2秒 暫定