サンマリノGPスプリントの表彰式で、優勝メダルにキスをするマルク・マルケス

9月12日、マルク・マルケスはサンマリノGPの13周のTissotスプリントで、ポールから出たマルコ・ベッツェッキを1.068秒差で破り、今季6回目のスプリント優勝を挙げた。ホルヘ・マルティンが3.538秒差の3位。マルケスはランキング首位のマルティンより5点多く獲得し、2人の差を19点から14点へ縮めた。

スタートでベッツェッキを抜き、11周目に差を広げる

マルケスは2番手からスタートし、ターン1で首位を奪うと、序盤のベッツェッキの圧力をしのいだ。コースはドライで、気温27℃、路面温度39℃。2人のリアタイヤの選択は異なり、マルケスがミディアム、ベッツェッキがソフトを使った。

レース後半に入ると、マルケスは一時約1.1秒のリードを築いた。ベッツェッキは追い続け、残り5周には約0.5秒差へ縮めた。11周目、マルケスは1分30秒734を記録してレースラップレコードを更新し、再び追撃を振り切った。スタートで得た首位を最後まで守った。

マルティンが7周目に3位へ、マリーニが最後の1点を獲得

マルティンは1周目に4位へ上がり、7周目にディ・ジャンアントニオを抜いてトップ3へ入った。ディ・ジャンアントニオは最終的に4位、アレックス・マルケスは5位で完走した。アルデゲルとアコスタは3周目に何度も競り合い、その間に順位を落とした。アコスタは最終的に6位、ラウル・フェルナンデスが7位、アルデゲルが8位となった。

サンマリノGPスプリントのスタート後1周目、赤いドゥカティで先頭を走るマルク・マルケスに後続の集団が迫る

マリーニが9位に入り、今大会で最後に与えられる1ポイントをホンダにもたらした。ザルコ、モレイラ、モルビデリ、バニャイアが10~13位に続いた。クアルタラロは3周目のターン14でモレイラを抜こうとして転倒し、再び走り出した後、21位で完走した。

ランキング上位3人の差が22点へ縮まる

マルケス、ベッツェッキ、マルティンはそれぞれ12、9、7点を獲得した。ベッツェッキと首位との差は24点から22点へ縮まり、マルケスは14点差となった。同日午前にコースレコードでポールを獲得したベッツェッキは、今季のスプリントで初めてトップ2に入った。

27周のサンマリノGP決勝は、9月13日の現地時間14:00、中国時間(UTC+8)20:00に予定されている。ベッツェッキが再びポールから出発し、マルケスはフロントロー2番手につく。

サンマリノGPスプリント全結果

順位 ライダー チーム 差 ポイント
1 マルク・マルケス ドゥカティ 19:48.519 12
2 マルコ・ベッツェッキ アプリリア +1.068 9
3 ホルヘ・マルティン アプリリア +3.538 7
4 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ VR46 +3.968 6
5 アレックス・マルケス グレシーニ +4.348 5
6 ペドロ・アコスタ レッドブルKTMファクトリーチーム +6.944 4
7 ラウル・フェルナンデス トラックハウス +7.707 3
8 フェルミン・アルデゲル グレシーニ +8.832 2
9 ルカ・マリーニ ホンダ +11.712 1
10 ヨハン・ザルコ カストロール・ホンダLCR +14.534 —
11 ディオゴ・モレイラ ホンダLCR +17.043 —
12 フランコ・モルビデリ VR46 +17.405 —
13 フランチェスコ・バニャイア ドゥカティ +17.763 —
14 ブラッド・ビンダー レッドブルKTMファクトリーチーム +18.181 —
15 エネア・バスティアニーニ レッドブルKTM Tech3 +18.476 —
16 ポル・エスパルガロ レッドブルKTM Tech3 +18.752 —
17 ジャック・ミラー プラマック +21.113 —
18 トプラク・ラズガットリオグル プラマック +20.698 —
19 アレックス・リンス ヤマハ +21.740 —
20 ジョアン・ミル ホンダ +22.054 —
21 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ +24.419 —

ラズガットリオグルは17番手でフィニッシュしたが、最終周のトラックリミット違反で1順位降格となり、最終的に18位となった。ミラーが17位へ上がったため、2人の最終順位とフィニッシュ時のタイムの順は異なる。参戦したライダーは計21人だった。