サンマリノGPの表彰台でシャンパンを振りまき、MotoGP通算78勝目を祝うマルク・マルケス

9月13日、2026年MotoGP第14戦サンマリノGPの27周の決勝が、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われた。マルク・マルケスが41分13秒013で優勝し、アレックス・マルケスが0.657秒差の2位、ペドロ・アコスタが3位となった。マルクはホルヘ・マルティンと同じ274点となり、決勝の勝利数で上回るためランキング首位に立った。

ベッツェッキが1周目にリタイア、続いてマルティンが首位へ

ポールからスタートしたマルコ・ベッツェッキはイン側を守ってターン1を先頭で通過したが、1周目のターン13で転倒しリタイアした。マルク・マルケスが首位を引き継ぎ、マルティンが続いた。アコスタとアレックス・マルケスも前方でポジションを争った。

7周目、マルティンはターン4のイン側からマルク・マルケスを抜き、トップに立った。マルクはすぐには反撃せず、一時は弟に迫られたが、その後は自己ベストを続けて更新し、再びマルティンとの差を縮めた。

マルク・マルケスが12周目に逆転、兄弟で優勝争い

12周目、マルク・マルケスはターン6でマルティンを抜き、首位を奪い返した。マルティンはその後も順位を落とし、14周目にアレックス・マルケス、16周目のターン8でアコスタに抜かれて表彰台圏外へ後退。続いてフェルミン・アルデゲルにも先行された。

ドゥカティで先頭でフィニッシュラインを通過するマルク・マルケスと、スタンドのフェンス越しに大喜びするドゥカティのチームメンバー

レース終盤、アレックス・マルケスは兄との差を縮め、残り5周で約0.5秒差まで迫った。マルクは首位を守り、0.657秒差でフィニッシュ。マルケス兄弟が今季初めて決勝の1、2位を独占した。アレックスは今回9番手からスタートし、グレシーニのマシンはマルコ・シモンチェリを記念する特別カラーをまとっていた。

グレシーニの2台がトップ4入り、7人がリタイア

アコスタが3位、アルデゲルが4位となり、グレシーニの2人はいずれもトップ4に入った。マルティンは5位で、ラウル・フェルナンデス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、エネア・バスティアニーニ、ルカ・マリーニ、ファビオ・クアルタラロが続いた。

21人のうち14人が完走し、7人がリタイアした。ベッツェッキのほか、フランチェスコ・バニャイア、ジョアン・ミル、ディオゴ・モレイラ、ジャック・ミラー、アレックス・リンス、ヨハン・ザルコがレースを終えられなかった。ブラッド・ビンダー、トプラク・ラズガットリオグル、フランコ・モルビデリ、ポル・エスパルガロが11~14位に入り、残るポイントを獲得した。

タイトルを争う2人が同点、勝利数で首位が決まる

マルク・マルケスは今週末、スプリントと決勝を制して計37点を獲得。決勝5位のマルティンは11点を得た。大会終了後、両者は274点で並び、勝利数で上回るマルクが前に立った。ベッツェッキは首位から33点差となった。タイトル争いの点差はなくなったが、2人はなお同じ得点で次戦を迎える。

決勝結果

順位 ライダー チーム タイム/差 ポイント
1 マルク・マルケス ドゥカティ 41:13.013 25
2 アレックス・マルケス グレシーニ +0.657秒 20
3 ペドロ・アコスタ レッドブルKTMファクトリーチーム +2.326秒 16
4 フェルミン・アルデゲル グレシーニ +6.027秒 13
5 ホルヘ・マルティン アプリリア +14.021秒 11
6 ラウル・フェルナンデス トラックハウス +18.252秒 10
7 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ VR46 +20.581秒 9
8 エネア・バスティアニーニ レッドブルKTM Tech3 +20.858秒 8
9 ルカ・マリーニ ホンダ +22.911秒 7
10 ファビオ・クアルタラロ ヤマハ +23.229秒 6
11 ブラッド・ビンダー レッドブルKTMファクトリーチーム +23.905秒 5
12 トプラク・ラズガットリオグル プラマック +28.031秒 4
13 フランコ・モルビデリ VR46 +28.927秒 3
14 ポル・エスパルガロ レッドブルKTM Tech3 +31.792秒 2
リタイア ヨハン・ザルコ カストロール・ホンダLCR 24周目にアクシデントでリタイア 0
リタイア アレックス・リンス ヤマハ 16周目にリタイア 0
リタイア ジョアン・ミル ホンダ 5周目にリタイア 0
リタイア フランチェスコ・バニャイア ドゥカティ 5周目にアクシデントでリタイア 0
リタイア ディオゴ・モレイラ ホンダLCR 2周目にアクシデントでリタイア 0
リタイア ジャック・ミラー プラマック 1周目にリタイア 0
リタイア マルコ・ベッツェッキ アプリリア 1周目にアクシデントでリタイア 0