本文の時刻はマレーシア現地時間(UTC+8)、表は日本時間(JST / Asia/Tokyo、UTC+9)です。
MotoGPは10月28日、マレーシアGPの詳細な日程を発表した。シーズン第19戦は10月30日から11月1日までセパンで開催され、土曜日のスプリントと日曜日の決勝はいずれも15時にスタートする。マレーシアの時刻は中国時間(UTC+8)と同じため、中国のファンは時差を換算する必要がない。同日にプレビューを公開したドゥカティでは、ファクトリーチームの2人が、高温環境での体力管理と早い段階でライディングの感触を取り戻すことを準備の重点に挙げた。
金曜日のプラクティスから日曜日の決勝までの日程
金曜日のMotoGPフリー走行1は10時45分から45分間、午後のプラクティスは15時から1時間行われる。この2つの走行枠は、ライダーが今週末の路面状態を把握し、マシンの感触を確かめる重要な出発点となる。土曜日の午前にはフリー走行2と予選があり、2日間の練習日程を通じてチームが段階的にマシンの状態を確認できる。
土曜日のMotoGPフリー走行2は10時10分から10時40分まで。その後に予選が行われ、Q1は10時50分、Q2は11時15分から、それぞれ15分間実施される。予選全体は11時30分に終了し、15時から10周のスプリントが行われる。
日曜日は10時40分から10分間のウォームアップを行い、決勝は15時にスタートし、20周を予定している。公式日程で示されているのはスタート時刻であり、決勝の終了時刻は確定していない。所要時間は、天候の変化や中断の可能性を含め、実際のレース進行によって決まる。
ドゥカティのサーキット資料によると、セパンは1周5.54キロメートルで、右10、左5の計15コーナーを持つ。スプリントと決勝は同じコースを使うが、決勝の周回数はスプリントの2倍。チームが繰り返し指摘する高温多湿の環境では、両レースの長さの違いが、週末に向けた準備を理解する重要な背景となる。

| 日付 | MotoGPセッション | 日本時間(JST) |
|---|---|---|
| 2026-10-30 | フリー走行1 | – |
| 2026-10-30 | プラクティス | – |
| 2026-10-31 | フリー走行2 | – |
| 2026-10-31 | 予選Q1 | – |
| 2026-10-31 | 予選Q2 | – |
| 2026-10-31 | スプリント(10周) | 開始 |
| 2026-11-01 | ウォームアップ | – |
| 2026-11-01 | 決勝(20周) | 開始 |
マルケスは管理を重視、バニャイアは早い段階での適応を目指す
マルク・マルケスは現在365ポイントでライダーズランキング首位に立ち、10ポイントのリードを持つ。チームのプレビューでは、セパンはフィリップアイランドとは全く異なるコースであり、天候が常に挑戦を一層厳しくすると話した。オーストラリアGPのスプリントで得た励みがあっても、準備の重点は変わらない。集中を保ち、各セッションと一つひとつの体力消耗を管理することだ。
フランチェスコ・バニャイアは現在166ポイントで9位。オーストラリアの週末が容易ではなかったと認める一方、セパンをお気に入りの海外サーキットの1つに挙げた。金曜日から正しいライディングの感触をつかみ、そのうえで週末の好成績を目指したいとしている。週末の結果を狙う前に、金曜日の作業を重視している。
ドゥカティはこれまでセパンでMotoGP決勝を9勝しており、今回は10勝目を目指す。チームはカピロッシ、ストーナーからドヴィツィオーゾ、バニャイア、バスティアニーニ、アレックス・マルケスに至る勝利の歴史を紹介した。2025年の同大会は、スプリントをバニャイア、決勝をアレックス・マルケスが制した。
INKA SPORTS 分析:同じ開始時刻でもレースの負担は異なる
土曜日と日曜日がともに15時スタートなのは覚えやすいが、両レースを同じ見方で評価できるわけではない。10周と20周の違いにより、持続的なライディングと体力配分は決勝の準備でより注目すべき課題となる。マルケスが各セッションの消耗管理を重視し、バニャイアが金曜日からの感触を重視する発言は、それぞれ身体の状態とマシンへの適応に焦点を当てている。
したがって金曜日の価値は、2人がそれぞれの準備の重点を実際の周回に反映できるかを観察する点にある。セパンでの過去の勝利は、ドゥカティがここで競争力を持っていたことを示すが、コースとの好相性だけで今年の実走を代替することはできない。土曜日のスプリントは比較材料の一部となる一方、より長い日曜日の決勝には別の試練がある。
まとめ:まず時刻を確認し、準備が走りにつながるかを見極める
今週末の観戦では、土曜日15時のスプリントと日曜日15時の決勝が最も分かりやすい目安となる。競争の流れ全体を追いたいファンは、金曜日15時のプラクティスや土曜日午前の予選にも注目したい。ドゥカティの事前の重点は明確だが、暑さへの対応やマシンの感触がどれほどの競争力につながるかは、セパンでの実戦が答えを示す。