2026年MotoGPオーストラリアGPで、雨のピットレーンをセーフティカーに先導されて通過するライダーたち

10月25日、2026年MotoGP第18戦オーストラリアGPの日曜決勝が視界不良で中止となった。主催者は現地15時35分、中国時間(UTC+8)12時35分に中止を発表した。MotoGP公式サイトも、視界不良が医療ヘリコプターの運航に影響し、レースを実施できなかったと確認した。

この判断で、フィリップアイランドで当日数時間にわたって続いた待機が終わった。主催者はそれまでコース上の活動を開始できる最も早い時刻を繰り返し変更し、MotoGPのウォームアップも中止していた。発表が明確に挙げた問題は医療ヘリコプターの運航制限であり、開催は視界の改善次第だった。

延期から中止へ、午後の暫定案は実施できず

現地11時の案内では、コース上の活動は13時より前には始めず、ウォームアップを中止するとされた。12時30分には最も早い開始時刻が15時へ延び、活動を再開できた場合はMotoGP決勝を優先すると説明した。これらはすべてフィリップアイランドの現地時間で、中国時間(UTC+8)より3時間早い。

2026年MotoGPオーストラリアGPのピットでレインコートを着るドゥカティのライダー

現地14時10分に主催者が示した新たな暫定案は、16時にピットレーンを開き、16時30分にMotoGP決勝を開始するものだった。中国時間(UTC+8)では13時、13時30分に当たる。Moto2、Moto3の決勝はすでに中止されていた。その後も視界が必要な条件に届かず、MotoGP決勝も暫定スタート時刻より前に中止となった。10月24日に行われたスプリントについてはオーストラリアGPスプリントのレポートを参照。

中止の発表では、ライダーのお別れパレードの予定も案内された。ピットレーンを現地15時45分、中国時間(UTC+8)12時45分に開き、ライダーがセーフティカーに続いて周回し、メインストレートで観客にあいさつする計画だった。主催者は観客にコースへ立ち入らないよう呼び掛けた。