マックス・フェルスタッペンはメキシコGPを前に、レッドブルのシーズン終盤の課題を2つに分けた。コンストラクターズランキング3位を目指すことと、来年のマシン改善を続けることだ。F1公式サイトが中国時間(UTC+8)10月30日に掲載したインタビューで、個人の最終順位が2位か5位かは、タイトル争いほどの意味を持たないと述べた。一方、チームには明確なポイント上の目標がある。
個人順位とは別に、レッドブルには争うべきチームポイントがある
今大会を前に、フェルスタッペンはドライバーズランキング2位のラッセルに6ポイント、3位のハミルトンに5ポイント遅れており、レッドブルはマクラーレンと同点だ。この差は、1戦の結果によって個人順位もチーム順位も変わり得ることを意味する。チーム3位を優先する姿勢は、週末の成否を自身の順位だけで判断せず、2台の合計得点で争うことを示している。
2027年についてフェルスタッペンは、レッドブルは今季進歩したものの、満足できる状態にはまだ遠く、来年のマシンには多くの変更が加わると考えている。それらの作業で各部の調和が高まることを望んでいる。目先のポイント獲得と次のマシンの改善は並行して進める課題であり、現在のレースも問題を見つけ、確認する機会となる。
オースティンの損失は複数の要因から、修正の方向はより具体的に
フェルスタッペンは、アメリカGPでマシンに損傷があり、他の部分もチームの望む状態ではなかったと明かした。エンジンの作動や出力も期待に届かなかったという。これらが合わさってラップタイムを失った。メキシコの週末では、まず教訓を生かし、修正できる問題を直して、より順調にレースを進めたいとしている。これはドライバー本人による事前の説明であり、修正の効果がすでに確認されたという発表ではない。

INKA SPORTS 分析:失った性能の回復とライバル超えは別の課題
この説明は、レッドブルの評価により明確な順序を与える。まず、マシンとパワーユニットが想定どおりに機能し、既存の問題でラップタイムを失い続けないかを確認する。その後、回復した性能を今大会の条件下でライバルと比較する。前者はレッドブル自身の損失の解消であり、後者は全体の相対的なパフォーマンスによって決まる。修正が有効でも、アメリカGPの差だけからメキシコGPで何順位前進するかを計算することはできない。
チームポイントという目標がある以上、フェルスタッペンが優勝できるかだけに評価を絞ることもできない。レッドブルとマクラーレンは同点で、2台がどのような結果で完走するかが争いに関わる。開発では、1度順位が上がることより、ある問題を安定して解消できたかの方が方向性をよく示す。コース条件の変化による浮き沈みと、マシン自体の改善も分けて理解する必要がある。
まとめ:まずマシン本来の性能を引き出し、メキシコでの機会を測る
レッドブルの次の作業は、2つの具体的な結果から観察できる。オースティンで露呈した問題が再発しないか、そして2台がチーム順位を支えるポイントを継続的に獲得できるかだ。フェルスタッペンが個人の年間順位を重視しない姿勢を示しても、この2つの課題はなくならない。今大会で優勝を争えるかについては、本人も判断を留保している。修正後のマシンの性能を、異なるサーキット条件で検証する必要があるためだ。