2026年カタールGP土曜練習で27号車を走らせるレクオナ

当事者が最初に述べた謝罪

グレシーニは11月7日、カタールGPスプリント後のライダーコメントを公表した。11位のフェルミン・アルデゲルは、まずフランチェスコ・バニャイアとドゥカティに謝罪し、追い越しを試みた際のミスを認めた。イケル・レクオナは9位となり、チームに1ポイントを持ち帰った。

アルデゲルは「まず、ペッコとチーム全員に謝りたい。追い越しを試みた際にミスをしてしまい、本当に申し訳なく思っている」と話した。コメントの冒頭に謝罪を置き、最後にも再びバニャイアに言及した。

赤旗とダブル・ロングラップの経緯

MotoGP公式によると、事故は最初のスタート後の1周目、最終コーナーで発生した。アルデゲルはペドロ・アコスタの内側から抜こうとしてブレーキングが遅れ、前方のバニャイア車に接触。バニャイアが投げ出され、赤旗で中断した。バニャイアは診察を受け、再スタートには加わらなかった。

アルデゲルには再開後のレースで2回のロングラップを走るペナルティーが科された。10周に短縮されたレースでそれを消化し、11位で終えた。チームの取材ではペースに手応えを示し、日曜の巻き返しを目指すとともに再度謝罪した。追加の走行距離が生じた一方、再開後の速さを改善の土台と捉えている。

2026年カタールGP土曜練習で54号車を走らせるアルデゲル

バニャイアはその後、右足の骨折が確認されて決勝欠場が決まった。医療面の進展はINKAの別記事で報じている。

ソフト選択と最後のポイントを巡る争い

レクオナは各セッションで前進したとしつつ、Q1では完璧な1周をまとめられなかったと振り返った。レースペースに自信があったためスプリントではソフトタイヤを選んだが、実際にはタイヤに関する難しさもあったという。

特にディオゴ・モレイラとの争いを楽しみ、難しい中で相手を抑えて1点を獲得したと語った。正式結果ではレクオナが9位、モレイラが10位。スプリントのポイント圏内と圏外の境目を争った形だ。