2015年オーストラリアGP決勝で、セバスチャン・ベッテルのフェラーリの前を走るフェリペ・マッサのウィリアムズ

2015年オーストラリアGP決勝は3月15日、アルバートパークで58周にわたって行われた。ポールポジションからスタートしたハミルトンは1時間31分54秒067でフィニッシュし、チームメイトのロズベルグに1.360秒差をつけ、メルセデスに新シーズン最初の勝利をもたらした。

レース前には、ボッタスが背中の負傷により欠場し、マノーの2台は出走資格を得られなかった。さらに、当初スタートする予定だったドライバーのうち、マグヌッセンとクビアトがそれぞれマシントラブルに見舞われ、最終的にグリッドに並んだのはわずか15台となり、開幕戦の出走台数は大幅に減少した。

スタートではベッテルの出足が鈍く、ライコネンは1コーナー進入時にチームメイトと並んだ。ベッテルがイン側の縁石に乗った後に横へ動いたため、ライコネンはアウト側の縁石へ押し出され、順位を落とした。その後、ナッセ、マルドナド、ライコネンがコーナーでポジションを争い、マルドナドはバリアに衝突してリタイアした。

メルセデスの2台が先頭でレースのペースを作り、ハミルトンが首位をコントロールし、ロズベルグが追走した。最終的な2人の差は1.360秒で、ともに58周を走り切った。メルセデスはスタートからフィニッシュまで常に上位2位を占め、両者ともリタイアすることなく完走した。

ベッテルはレース前半にマッサを追いかけ、両者が最初のピットストップを終えると状況が変わった。ベッテルはマッサより遅くピットインし、ピットアウト時にはマッサの前に出た。その後もマッサはプレッシャーをかけ続けたが、ベッテルは3位を守り、フェラーリ加入後初のグランプリで表彰台を獲得した。

マッサは4位でフィニッシュし、ナッセはF1デビュー戦を5位で終えてザウバーに10ポイントをもたらした。公式報道によると、ザウバーのポイント獲得は2013年以来。エリクソンは57周を走って8位となり、チームの2台がともに入賞した。

ライコネンは40周を完了した後にリタイアした。フェルスタッペンも完走できず、公式結果には32周完了と記録された。グロージャンとマルドナドもリタイアし、マグヌッセンとクビアトはスタートできず、最終的にフィニッシュラインを通過したのはわずか11台だった。

ハミルトン、ロズベルグ、ベッテルが表彰台に上がり、マッサが4位、ナッセが5位に入った。リカルド、ヒュルケンベルグ、エリクソン、サインツ、ペレスが順に6位から10位となった。バトンは11位で完走したが入賞には届かず、マクラーレンは開幕戦でポイントを獲得できなかった。

順位 車番 ドライバー チーム 周回数 時間/リタイア ポイント
1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 58 1:31:54.067 25
2 6 ニコ・ロズベルグ メルセデス 58 +1.360秒 18
3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 58 +34.523秒 15
4 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 58 +38.196秒 12
5 12 フェリペ・ナッセ ザウバー 58 +95.149秒 10
6 3 ダニエル・リカルド レッドブル 57 +1周 8
7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ フォース・インディア 57 +1周 6
8 9 マーカス・エリクソン ザウバー 57 +1周 4
9 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 57 +1周 2
10 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 57 +1周 1
11 22 ジェンソン・バトン マクラーレン 56 +2周 0
順位認定なし(NC) 7 キミ・ライコネン フェラーリ 40 DNF(リタイア) 0
順位認定なし(NC) 33 マックス・フェルスタッペン トロ・ロッソ 32 DNF(リタイア) 0
順位認定なし(NC) 8 ロマン・グロージャン ロータス 0 DNF(リタイア) 0
順位認定なし(NC) 13 パストール・マルドナド ロータス 0 DNF(リタイア) 0
順位認定なし(NC) 26 ダニール・クビアト レッドブル 0 DNS(スタートせず) 0
順位認定なし(NC) 20 ケビン・マグヌッセン マクラーレン 0 DNS(スタートせず) 0