2015年シーズン開幕戦の週末が、3月13日にメルボルンのアルバート・パークで幕を開けた。ザウバーのドライバー2人は、チームのコース外での法的紛争により走行できず、マノーのウィル・スティーブンスとロベルト・メルヒもマシンの準備が整わず欠場。そのため、フリー走行1回目の公式タイム結果に名を連ねたのは16人だけだった。
マシンが走行を重ねるにつれて路面コンディションが向上し、タイムが出やすくなるなか、ニコ・ロズベルグはフリー走行1回目の開始直後に1分29秒557を記録し、最後まで最速の座を守った。F1公式レポートによると、このセッションに参加した全ドライバーがピレリのミディアムタイヤを使用。路面状況が改善し続けるなかでも、メルセデスは明確な優位を築いた。
ルイス・ハミルトンはその後、1分29秒586で2番手につけ、チームメイトとの差はわずか0.029秒だった。メルセデスの2台は最初のフリー走行からワンツーを占め、両者の差はわずか0.029秒にとどまった。
セッション後半、メルセデスは決勝シミュレーションに移行したが、タイムシートでは引き続き上位を維持した。ウィリアムズのバルテリ・ボッタスは1分30秒748で3番手を獲得。ロズベルグから1.191秒差で、メルセデス勢以外では最速だった。
トロ・ロッソのルーキーコンビは4番手と6番手を占めた。カルロス・サインツが1分31秒014を記録し、マックス・フェルスタッペンはそこから0.053秒遅れた。F1公式レポートは2人の目を引く走りを伝え、最初のフリー走行でともにトップ6入りを果たしたなか、サインツがひとまずチームメイトを上回った。
セバスチャン・ベッテルはセッション終盤に一時コース外へ滑り出したが、その後1分31秒029で5番手に浮上した。フェリペ・マッサは7番手、フェラーリのキミ・ライコネンは8番手となり、それぞれ19周と14周を走行。トロ・ロッソの新人2人を追う位置につけた。
パストール・マルドナドはロータスで9番手を獲得し、22周を走行した。ロマン・グロージャンのマシンは油圧系トラブルの影響を受け、わずか5周にとどまったため、順位も全体の最下位となった。チームメイト同士の周回数にも2倍を超える開きがあった。
ダニエル・リカルドは母国での開幕戦のフリー走行1回目を10番手で終えたが、走行はわずか9周だった。また、レッドブルの両ドライバーはルノー製パワーユニットのドライバビリティに不満を示した。クビアトは11番手で18周を走行し、レッドブルは引き続きパワーユニットの性能改善の余地を探っている。
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム差 | 周回数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | 1:29.557 | 19 |
| 2 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | +0.029 | 19 |
| 3 | バルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | +1.191 | 20 |
| 4 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | +1.457 | 32 |
| 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | +1.472 | 13 |
| 6 | マックス・フェルスタッペン | トロ・ロッソ | +1.510 | 31 |
| 7 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | +1.631 | 19 |
| 8 | キミ・ライコネン | フェラーリ | +1.753 | 14 |
| 9 | パストール・マルドナド | ロータス | +1.894 | 22 |
| 10 | ダニエル・リカルド | レッドブル | +2.013 | 9 |
| 11 | ダニール・クビアト | レッドブル | +2.516 | 18 |
| 12 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | +2.690 | 22 |
| 13 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | +2.704 | 19 |
| 14 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | +4.985 | 6 |
| 15 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン | +5.228 | 7 |
| 16 | ロマン・グロージャン | ロータス | +48.225 | 5 |