サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)はアメリカのテキサス州オースティンにあり、2012年からF1アメリカGPを開催しています。高速の連続コーナー、長い直線、低速の制動区間を一周に組み合わせ、丘の上の第1コーナーが特に目立ちます。車両はグリッドから上り、広いコーナー入口でラインを選び、その後の連続コーナーへ向かいます。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズの基本データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 所在地 | アメリカ・テキサス州オースティン |
| F1グランプリ初開催 | 2012年 |
| コース長 | 5.513キロメートル |
| グランプリ決勝周回数 | 56周 |
| 決勝距離 | 308.405キロメートル |
| 決勝ラップレコード | 1分36秒169 |
| 記録保持者と年 | シャルル・ルクレール、2019年 |
一周でどの区間を両立する必要があるか
第3から第6コーナーの連続する方向転換は、シルバーストンの高速区間や鈴鹿のS字に近い設計思想を持ち、第12から第15コーナーはホッケンハイムのスタジアム区間の特徴を備えます。高速部は安定性と応答性、低速部は有効な制動と立ち上がりのトラクションを求めます。一種類のコーナーだけを狙って優位を得ることはできません。
第1コーナー前の上りと広いコース幅は、攻防に複数のラインを提供します。計時データでは決勝ラップレコードと予選のラップを区別すべきです。表の1分36秒169はルクレールが2019年の決勝で記録したもので、全セッションを通じたコース史上最速のラップを意味しません。
2024年大会:新しい舗装とスプリント週末
2024年アメリカGP前に広範な再舗装が行われ、第9から第12コーナーと、第16コーナーから次の周の第3コーナーまでの区間を含み、DRSを使える二本の長い直線も対象となりました。新しいアスファルトはグリップと摩耗特性を変える可能性があり、既存データを今回の実走と併せて再評価する必要があります。
この大会は引き続きスプリント週末で、チームが基礎データを集める時間は金曜の一時間のプラクティスだけでした。ピレリは過去二大会と同じC2ハード、C3ミディアム、C4ソフトを供給しました。ただし配合が同じでも挙動が同じとは限らず、路面温度、再舗装区間、車両設定が長距離での使用に影響します。
ピレリはCOTAでの劣化の重点を熱による劣化とし、現地の10月の気温は日によって大きく変わり得ると説明しました。プラクティス、スプリント、決勝のタイム比較では天候と路面を併せて考える必要があります。過去のストップ戦略は参考にはなりますが、新路面の判断を直接代替できません。

