2026年11月4日のパリ・マスターズ2回戦後、観客に応えるリンキー・ヒジカタ。大会公式写真、原クレジットJulien Crosnier / FFT

11月4日に行われたパリ・マスターズ男子シングルス2回戦で、オーストラリアの予選勝者リンキー・ヒジカタが、同大会7度優勝のノバク・ジョコビッチに2-6、6-3、6-3で逆転勝ちし、16強入りを果たした。大会公式の試合後インタビューページによると、試合時間は2時間14分だった。

ジョコビッチは前のラウンドでバレンティン・バシュロに3セットで勝ち、最終セットは1ゲームしか落としていなかった。この試合も勢いを持って入り、第1セットで2度ブレークして6-2と先行したが、ヒジカタは次第に反撃の機会を見つけた。

第2セット終盤でつかんだ突破口

転機は第2セットでヒジカタが4-3とリードした場面だった。大会の戦評によると、このゲーム3度目のブレークポイントでウイナーを決め、5-3とした。続くサービスゲームを1ポイントも落とさずに取り、最終セットへ持ち込んだ。

最終セット3-3から3ゲーム連取

最終セット3-3の第7ゲーム、ジョコビッチは30-30からダブルフォルトでブレークポイントを与え、ヒジカタがこれを生かして4-3とリードした。Eurosportの逐次記録によると、続くサービスゲームを守って5-3。次のジョコビッチのサービスゲームでマッチポイントを2本つかみ、2本目にリターンのウイナーを決めた。3-3から最後の3ゲームを連取して6-3で締めくくった。

大会の戦評では、ヒジカタは最終セットで直面したブレークポイントをすべてしのぎ、ネットポイントも8本中7本を獲得した。試合後のEurosportの取材では、キャリア最大の勝利だと受け止め、劣勢でも戦い続けたことが逆転につながったと話した。

パリ・マスターズ本戦初出場のヒジカタは、予選から16強へ勝ち進んだ。過去2度の対戦では敗れていたジョコビッチから、初勝利を挙げた。

選手 第1セット 第2セット 第3セット
リンキー・ヒジカタ 2 6 6
ノバク・ジョコビッチ 6 3 3