WTA公式のエアラ選手写真

11月7日、WTA香港大会のシングルス決勝進出者が決まった。アレクサンドラ・エアラはマリア・サッカリを7–5、3–6、6–4で破り、試合時間は2時間43分。もう一方ではクレア・リューがアレクサンドラ・シュブラゼを7–5、6–4、1時間58分で下した。

2度リードを失いながらエアラが終盤を制す

エアラは最初の10ポイントを取り、第1セットを3–1とリードした。しかしサッカリが2度ブレーク差を戻して5–4へ逆転。エアラは最後に3ゲーム連取して7–5で取った。第2セットはサッカリが3–0と先行。断続的な雨で数ポイントごとに中断する場面が続いても優位を保ち、6–3で最終セットへ持ち込んだ。

最終セットでエアラは1ポイントも失わずにキープして4–1とした。サッカリは2本のブレークポイントをしのいでキープし、次のゲームでは2度目のブレーク機会を生かして3–4へ。さらに2本のブレークポイントを救い、バックハンドのウイナーで4–4に追いついた。エアラは次をキープして5–4とし、サッカリのダブルフォルトでマッチポイントを得た。最初はしのがれたが、最後はサッカリのバックハンドがネットにかかって決着。エアラはWTAに、雨の中断では忍耐と集中が必要だったと語った。

リューは4試合でセットを落とさず初優勝へ

エアラは通算3度目、2026年では2度目のWTAツアー決勝となる。リューは2022年ラバト以来のツアーレベル決勝で、今週はプロゾロワ、ボールター、ソンメズ、シュブラゼを相手に1セットも落としていない。リューにとってはWTAツアーのハードコート大会で初の決勝で、ツアー初優勝が懸かる。エアラは通算2勝目を狙う。WTAの決勝前報道では、翌週エアラが初のトップ15入り、週初めに100位圏外だったリューがトップ80へ復帰する見込みとされた。これらは当時の予測で、新しいランキングが既に発表されたという意味ではない。

リューは大会での勝利がないまま香港に来たが、第8シードのボールターを含む4人を続けて破った。シーズン終盤に良い1週間を送れたことを喜び、決勝の相手にかかわらず良いテニスをしたいと語った。9月にはバランキージャのハードコートでWTA125を制したが、ここで狙うツアーレベルのタイトルとは区別される。

唯一の対戦はリューが勝利、異なる節目を懸けた決勝

リューは今週4試合をストレートで勝ち上がり、昨年の広州で行われた過去唯一の対戦でも逆転勝ちしている。決勝は、今週安定して進んできた選手と、追いつかれる展開を乗り越えたばかりの選手の対戦となる。勝ち上がり方と過去の対戦が観戦の手掛かりとなり、勝敗は当日のプレーに委ねられる。