フェルミン・アルデゲルのMotoGP公式プロフィール写真

MotoGPグレシーニのフェルミン・アルデゲルは9月23日、左脚の小規模な手術を受け、年初の大腿骨骨折後に入れた固定スクリュー1本を除去した。Motorsport.comによると、外来手術として行われ、同日午後には帰宅して休養に入った。9月28日に日本へ向かい、10月2日から4日の日本GPに備える予定だ。

左脚の固定具は2段階で処置

左脚の負傷は1月、バレンシアのアスパル・サーキットで市販バイクによるトレーニング中に大腿骨を骨折したことから始まった。その後、髄内釘とスクリューによる固定手術を受け、シーズン前の準備と開幕戦タイを欠場した。報道によると、今回のスクリュー1本の除去は本人と執刀医が相談して決めたもので、回復を進めることを目的としている。

髄内釘はまだ体内に残っている。同じ報道では、固定具をより全面的に除去する手術は、数週間の活動休止とリハビリが必要なため、バレンシアGPとその後のテストを終えてから計画されている。今回の外来処置とシーズン後の手術は、対象範囲と時期が異なる。

今季の負傷欠場と来季の移籍先

左脚は今季唯一の負傷ではない。MotoGPの6月27日の公式発表は、アッセンでの転倒で第7胸椎(T7)を骨折し、オランダGPの残りを欠場すると確認した。その後ドイツとイギリスの2戦も欠場した。8月末のアラゴンで復帰し、8月29日のスプリントと翌日の決勝はいずれも6位だった。

2026年シーズンにグレシーニから参戦するフェルミン・アルデゲル

VR46は8月26日、アルデゲルが2027年と2028年に加入し、ドゥカティの公式ライダーとしてファクトリー仕様のマシンを使うと発表した。本人は発表で、新規則のマシンとタイヤに適応し、できるだけ多く走って情報を集めることを次の目標に挙げた。今季は引き続きグレシーニで走り、冬の回復期間が新しい準備サイクルへつながる。

INKA SPORTS 分析:2つの手術は異なる日程の空きを使う

9月23日の手術から日本GPの週末が始まる10月2日までは暦上9日間ある。一方、報道が説明する固定具全体の除去には数週間の回復が必要となる。この違いは、シーズン中の部分的な処置とシーズン後の全面的な除去を分ける理由を説明する。大きな手術を今回の間隔に入れれば、その後のレースと重なる。シーズンとテスト後に置くことで回復のための連続した時間を確保できるが、冬にはVR46での新車、新タイヤへの適応作業も控える。準備にどれだけの走行時間を使えるかは、実際の回復の進み具合による。

まとめ

今回スクリュー1本を除去した後も、アルデゲルの短期目標は予定どおり日本へ向かうことだ。固定具の全面的な除去はシーズン後に残る。日本GPへの到着と走行状況は目前の回復目標に対応し、冬の手術と回復の進み具合は新シーズンの準備時間に関わる。2段階の計画は参戦継続と集中的な回復をつなぐもので、具体的な効果は今後の経過を見る必要がある。