試合前の中国U17女子代表の集合写真。中国サッカー協会公式写真

中国U17女子代表は北京時間10月29日に行われたワールドカップのラウンド16でフランスと対戦し、90分を0対0で終えた後、PK戦を4対3で制して初のベスト8進出を果たした。中国サッカー協会が10月30日に公表した詳細な試合報告によると、GK牛子琪はPK戦の1本目と5本目を止め、突破の決め手となった。

ゴールを守りながらカウンターの機会を探る

9分、フランスはサイドから深く進入してクロスを送り、ペナルティーエリア内から至近距離のシュートを放ったが、牛子琪が防いだ。その後はフランスがボール保持で優位に立ち、中国は速いカウンターで機会を探った。前半は両チーム無得点。このセーブによって中国は序盤から追う展開に持ち込まれず、スコアを並んだまま保った。

後半、中国は呉逸晨と徐暁棠に代えて楊瑜涵と楊蘭を投入した。55分には楊蘭の左CKから蔡鑫林がヘディングしたが、わずかにバーを越えた。73分には劉雨希が突破して横へ送り、方珍珠のシュートはカバーに入ったフランス選手に阻まれた。中国にもPK戦以前に得点機会はあったが、90分以内に最後の一撃を決めることはできなかった。

U17女子W杯でボールを争う中国とフランスの選手。中国サッカー協会の試合報告写真

2つのセーブがPK戦の勝敗を分ける

90分終了後、試合は直接PK戦に入った。牛子琪はまずフランスの1本目を止め、さらに5本目もセーブ。中国はこの段階を4対3で制した。90分で決着がつかなかった試合は、GKによる2本のセーブで差がついた。

中国は終了前にも方珍珠と趙思晴に代えて成宛迪と賀涵若を投入した。交代は前後半を通じて行われ、途中出場選手が攻撃に関わり、終盤にも新たな選手が加わった。中国は90分の守備と反撃を経て、PK戦で突破の機会をつかんだ。

INKA SPORTS分析:突破を支えた2つの段階

PKのセーブが直接結果を決めたが、その舞台に進めた前提は90分間の無失点だった。序盤の至近距離からのシュートへの対応、フランスの保持に対する守備、後半の2つのシュート機会が、決着前の過程を形作った。勝利をPK戦の運だけで説明すれば、最後まで競り合う状態を保った仕事を見落とす。一方、この結果だけですべての局面で中国が優位だったともいえない。

まとめ:初の8強、その先はブラジル戦

中国サッカー協会によると、ブラジルとの準々決勝は日本時間11月2日午前3時に行われる。中国は今大会で新たな段階へ進んだが、次戦でも相手を抑えることと攻撃を仕上げることの両立が求められる。フランス戦では、接戦を維持し、GKがPK戦で決定的なセーブをする形で突破を実現した。