2026年マレーシアGPの事前メディア活動でのマルク・マルケス。金曜プラクティスの写真ではない

10月30日午後のMotoGPマレーシアGPプラクティスで、マルク・マルケスは序盤の転倒後に走行を再開し、1分57秒000で首位となった。アレックス・マルケスが0.109秒差の2位、小椋藍が0.167秒差の3位。トップ10が土曜の予選Q2に直接進み、ザルコ、バニャイア、負傷を抱えるマルティンはQ1から走る。

終盤に上位が変動、KTMは3台がQ2直行

マルク・マルケスは15コーナーで転倒した後に走行を再開し、残り約15分の時点でトップに浮上した。小椋がその後3位へ上がり、アコスタとディ・ジャンアントニオが4位、5位。ベッツェッキは6位、バスティアニーニとビニャーレスは7位、8位となり、KTMは3台がトップ10に入った。モルビデリと復帰したミルが残り2つの直接進出枠を獲得した。

ザルコとバニャイアはともに終盤に転倒し、最終順位は11位と12位だった。10位ミルの1分57秒618に対して、ザルコは0.187秒、バニャイアは0.189秒届かず、両者の差はわずか0.002秒。好グリッドを狙う機会が消えたわけではないが、まずQ1を通過する必要がある。

2026年マレーシアGPの事前メディア活動で握手するマルコ・ベッツェッキとマルク・マルケス。金曜走行後の祝福ではない

マルティンは3周で終了し、土曜に向け回復を優先

マルティンは午前の追加検査で出走継続を許可されたものの、午後は3周にとどまった。ベストは1分59秒670で21位。アプリリアはMotoGPメディカルディレクターのアンヘル・チャルテ医師と協議し、このセッションを終えて土曜に向けた回復に集中することを決めた。現在も出走は許可されており、今回の判断は午後の走行負荷に関するものだ。

競技面では、トップ10を逃したためQ1から進出を争う必要がある。大会公式報道によると、土曜のFP2で再び走行し状態を評価する予定だ。以後の判断は実際の出走と追加の医学的情報に基づく必要があり、すでに出走許可があることだけでスプリントや決勝の走りを保証することはできない。

土曜10月31日の最高峰クラスFP2は日本時間11時10分、Q1は11時50分、Q2は12時15分、スプリントは16時に開始予定だ。セパンの現地時間は日本より1時間遅いUTC+8。今回のプラクティスが決めたのは予選への進出経路であり、グリッドそのものではない。最終的なスタート順は土曜の予選と適用される裁定を経て確定する。

プラクティス全結果

順位 車番 ライダー チーム ベストタイム 差 周回数
1 93 マルク・マルケス ドゥカティ・レノボ・チーム 1:57.000 — 18
2 73 アレックス・マルケス BK8グレシーニ・レーシングMotoGP 1:57.109 0.109 17
3 79 小椋藍 SuperFileトラックハウスMotoGPチーム 1:57.167 0.167 20
4 37 ペドロ・アコスタ レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1:57.380 0.380 18
5 49 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム 1:57.442 0.442 19
6 72 マルコ・ベッツェッキ アプリリア・レーシング 1:57.475 0.475 20
7 23 エネア・バスティアニーニ レッドブルKTMテック3 1:57.545 0.545 15
8 12 マーベリック・ビニャーレス レッドブルKTMテック3 1:57.547 0.547 17
9 21 フランコ・モルビデリ プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム 1:57.582 0.582 21
10 36 ジョアン・ミル ホンダHRCカストロール 1:57.618 0.618 15
11 5 ヨハン・ザルコ カストロール・ホンダLCR 1:57.805 0.805 16
12 63 フランチェスコ・バニャイア ドゥカティ・レノボ・チーム 1:57.807 0.807 14
13 11 ディオゴ・モレイラ ProホンダLCR 1:57.913 0.913 16
14 42 アレックス・リンス モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム 1:58.161 1.161 17
15 27 イケル・レクオーナ BK8グレシーニ・レーシングMotoGP 1:58.192 1.192 18
16 43 ジャック・ミラー プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP 1:58.208 1.208 17
17 10 ルカ・マリーニ ホンダHRCカストロール 1:58.462 1.462 17
18 33 ブラッド・ビンダー レッドブルKTMファクトリー・レーシング 1:58.499 1.499 20
19 20 ファビオ・クアルタラロ モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム 1:58.604 1.604 19
20 47 アウグスト・フェルナンデス プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP 1:59.376 2.376 16
21 89 ホルヘ・マルティン アプリリア・レーシング 1:59.670 2.670 3

出典:MotoGP公式計時。原表では抗議・上訴期限まで暫定結果とされている。 © MotoGP Sports Entertainment Group, 2026