10月11日、2026年F1第17戦シンガポールGPがマリーナベイ市街地コースで終了した。マックス・フェルスタッペンがポールから7.335秒差で勝ち、同GP決勝初優勝。シャルル・ルクレール2位、キミ・アントネッリ3位だった。自身250回目のGPスタートで、週末はスプリント予選、スプリント、予選、決勝の4部門すべてを制した。
スタートを守り、ピット段階を越えて首位を維持
ルクレールがスタートで圧力をかけたが、フェルスタッペンがターン1で首位を守り、上位6人は変わらなかった。2人はソフト、3番手ハミルトンはミディアムで、フェラーリは異なるピット戦略を選べる状態にあった。序盤、ボルトレトがピットレーンで停止して最初のVSCが出され、コース上のマシンは規定の速度制限に従って走行した。
ハミルトンが先にソフトへ換え、ルクレールとアントネッリは続いてミディアムへ。フェルスタッペンは第1スティントを延ばし、自身のピット後も首位だった。フェラーリ2台は最初の交換で先頭を奪えず、後半の焦点は徐々に表彰台の残り枠へ移った。
2度目のVSCが追撃の順を変更
ストロールの停止リタイアでVSCが出され、ルクレールとアントネッリが再交換した。ハミルトンは残って2位、ノリスもアントネッリのピットで4位へ。ルクレールはその後チームメートを抜き、2位へ戻って最後まで保った。

終盤のハミルトンのソフトは防御を支えきれなかった。ノリスが攻めた際、アントネッリが機会をつかんでノリス、続いてハミルトンを抜き3位へ。ノリスもその後抜いた。右フロントのスローパンクで余分なピットをしたピアストリも終盤に追い付き、ハミルトンを抜いた。マクラーレンは4、5位、ハミルトン6位。スチュワードは、ターン1で争ったハミルトンとノリスがともにコースを逸脱したが正しい順で戻ったと判断し、追加措置を取らなかった。
ローソン7位、ラッセルとハジャーがポイントを挽回
ローソン7位、ヒュルケンベルグ8位。パワーユニット関連のペナルティーで19番手から出たラッセルは9位まで追ったが、ヒュルケンベルグは抜けなかった。ピットレーンからのハジャーは10位で、機械故障が続いた週末に1ポイントを持ち帰った。
アルボンは59周を終えてリタイアしたが18位に分類された。ストロール、コラピント、ボルトレトは36、29、7周で未分類。アウディはボルトレトにギアボックスの問題の疑い、アルピーヌはコラピントに駆動系故障の疑いがあるとし、ともに追加確認が必要とした。
フェルスタッペンは前戦の決勝勝利をマリーナベイでも続けた。アントネッリは表彰台でチームメートのラッセルとのポイント差を広げた。次戦は10月23~25日、米国オースティンで行われる。
決勝結果
| 順位 | 車番 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 | ポイント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 62 | 1:42:00.785 | 25 |
| 2 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 62 | +7.335秒 | 18 |
| 3 | 12 | キミ・アントネッリ | メルセデス | 62 | +24.573秒 | 15 |
| 4 | 1 | ランド・ノリス | マクラーレン | 62 | +40.506秒 | 12 |
| 5 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 62 | +49.644秒 | 10 |
| 6 | 44 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 62 | +53.188秒 | 8 |
| 7 | 30 | リアム・ローソン | レッドブルの姉妹チーム | 62 | +81.666秒 | 6 |
| 8 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ | 62 | +83.386秒 | 4 |
| 9 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 62 | +84.677秒 | 2 |
| 10 | 6 | アイザック・ハジャー | レッドブル | 62 | +90.862秒 | 1 |
| 11 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 61 | 1周遅れ | 0 |
| 12 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 61 | 1周遅れ | 0 |
| 13 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 61 | 1周遅れ | 0 |
| 14 | 55 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ | 61 | 1周遅れ | 0 |
| 15 | 41 | アービッド・リンドブラッド | レッドブルの姉妹チーム | 61 | 1周遅れ | 0 |
| 16 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 61 | 1周遅れ | 0 |
| 17 | 11 | セルジオ・ペレス | キャデラック | 60 | 2周遅れ | 0 |
| 18 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 59 | DNF(リタイア) | 0 |
| 19 | 77 | バルテリ・ボッタス | キャデラック | 59 | 3周遅れ | 0 |
| 未分類 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 36 | DNF(リタイア) | 0 |
| 未分類 | 43 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 29 | DNF(リタイア) | 0 |
| 未分類 | 5 | ガブリエル・ボルトレト | アウディ | 7 | DNF(リタイア) | 0 |