10月11日のインドネシアGP決勝で、マルク・マルケスは6位、フランチェスコ・バニャイアは6周目に転倒リタイアとなった。ドゥカティのレース後発表では、両者の評価は大きく異なった。マルケスはホルヘ・マルティンとの差が広がらなかったことを重視し、バニャイアはなお速さとライディングへの自信を取り戻そうとしている。
2レースで得失が入れ替わり、タイトル争いのポイント差は2に戻る
マルク・マルケスはチーム発表で、決勝の全距離は難しいと予想しており、週末全体には満足と述べた。重要な成果の1つは、週末全体でマルティンに対しポイントを失わなかったことだとした。
2日間の合計がその意味を示す。土曜スプリントはマルケスが優勝して12ポイント、マルティンは4位で6ポイント。日曜決勝はマルケス6位で10、マルティン3位で16ポイント。ともに22ポイントを得て、両レースの終了後に1度ずつランキング首位が入れ替わったが、大会終了時は引き続きマルティンが2ポイント先行した。
ドゥカティはマルケスが353ポイントで2位、マルティンが355ポイントと確認した。マルケスは、マンダリカでMotoGP決勝を完走したのは初めてとも述べた。レースでは目の前のライディングに集中し、過去の未完走を意識の中心にしなかった。
バニャイア:マリーニを追って当時のペースを超えた
バニャイアは10番手から出て、リタイア前も10位だった。ルカ・マリーニへ付こうとしたが、そのためのペースがなく、さらに攻めた6周目のターン17で転倒したと説明した。

バニャイアはリアグリップと、スロットル操作からマシンの反応へのつながりを引き続き問題に挙げた。マンダリカは旋回中の効率を強く求め、困難がより目立ったという。期待した進歩は実現せず、今後も改善に取り組む必要がある。
INKA SPORTS 分析:得点損失は抑えても、ライディング上の問題は未解決
マルケスが週末全体を評価するのは、スプリントの相対的な6ポイントの利益が、決勝でマルティンへ失った6ポイントをちょうど相殺したからだ。6位は上位を争う難しさを示すが、2戦合計ではタイトルの差は広がらなかった。得点面での有効な管理であり、長い週末のスプリントの重要性も示す。
バニャイアの問題は、同じコースで繰り返し述べてきた課題とつながっている。金曜に旋回中と加速開始時のグリップ不足を挙げ、日曜もリアとスロットル応答を強調した。チームの優先課題は、旋回速度を保った後、滑らかに加速できるようにすることだ。そうでなければ積極的に前車を追っても、現在の自信とグリップが許す限界に近づきやすい。
まとめ
ドゥカティの2人は異なる結論を持ち帰った。マルケスはスプリント優勝で決勝の相対的な失点を補い、2ポイント差で首位を追う。バニャイアには、繰り返すリアグリップの問題を実際に改善する必要がある。