Motorsport.comが9月19日に伝えたところによると、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが、イタリアの改造車チャンネルCarmagheddonの企画に参加し、動力付きソファと改造フィアット・パンダを運転した。19歳の英国人ドライバーは、パンダのブレーキングで後部を浮かせる挑戦で前転寸前となり、最終的に試行をやめることを決めた。
動力付きソファではF1予選前より緊張
動力付きソファの試走ルートには8の字と小さなヘアピンが含まれていた。リンドブラッドは、最初に座ったときはかなり怖く、走り出す前の緊張はF1マシンを運転する前以上だったと語った。F1の練習走行や予選の前の方が、むしろ落ち着いているという。慣れるにつれて状況は良くなったが、なお運転は難しく、こんな経験をするとは思ってもみなかったと振り返った。
パンダでリアを浮かせ、最後はほぼ垂直に
続いてリンドブラッドは、改造フィアット・パンダに乗り換えた。企画は、ブレーキング時に誰が車両の後部をより高く浮かせられるかを比べるものだった。最後の挑戦では、車体が持ち上がる角度が本人の予想を超えた。

リンドブラッドによると、最初はこの車が転倒することはないと聞いていたため、自信があったという。1回目を終えると速度が遅すぎると感じ、さらに思い切って挑むようになった。最後には視線が地面を向き、車体はほぼ垂直になっていた。その後、これ以上続けると本当に前転するかもしれないので、ここでやめるべきだと話す一方、体験そのものはとても楽しんだと語った。
INKA SPORTS 分析:最初の自信が最後の判断を決めなかった理由
リンドブラッドの説明から見ると、2つの体験の違いは、自信が何を基に生まれたかにある。ソファの運転で感じた緊張は、実際に操作して慣れるにつれて和らいだ。一方、パンダの挑戦での初期の自信は、転倒しないという他者の保証に基づいていた。初回は遅すぎると感じたためさらに思い切って挑んだが、車体がほぼ垂直となり、実際の反応が予想を上回ると中止を選んだ。この一連の反応は、最初の自信が車両の動きに対する判断に取って代わらず、先のソファでの慣れも、次の挑戦をそのまま解決するものではなかったことを示す。前転寸前の場面は目を引くが、より注目すべきなのは、新たな体験に応じて当初の予想を修正した点だ。
まとめ
リンドブラッドの2つの体験は、その場の判断の異なる根拠を示している。ソファへの適応は実際の操作から生まれ、パンダの挑戦で事前に得た保証は、車体がほぼ垂直になった段階で実際の反応に置き換わった。最後に手を引いたのは、その試行に合わせた判断の修正だった。本人の説明だけで改造車の機械的限界を示すことはできず、F1での競技能力を評価する材料としても不十分だ。