ダニ・ソルドはパトリシア・サイスと組み、今週のWRCラリー・イタリア・サルディニアにヒョンデi20 N Rally1で出場する。ヒョンデは9月25日の公式プレビューでこのコンビを確認しており、その後ソルドはMotorsport.comが9月29日に掲載したインタビューで、新しいパートナーを選んだ理由を説明した。
交代の理由:明瞭な読み上げと既存の協力関係
ソルドによると、2人は昨年すでに一部の地方ラリーで組み、良い感触を得ていた。特にサイスの明瞭なペースノートの読み上げを評価し、車内で運転により集中できると考えている。
サイスはWRCデビューを迎え、2021年から世界選手権でソルドと組んできたカンディド・カレーラに代わる。以前のパートナーについてソルドは、カレーラが隣にいないのは残念だが、今も連絡を取り、良い関係を保っていると述べた。
サルディニアの課題:狭い道での速さと正確さ
ソルドはヒョンデで2019年、2020年のサルディニアを連覇しており、今回は少なくとも表彰台、そして優勝を目指す。ヒョンデのプレビューでは、狭い道と路肩の岩が主な課題で、小さなミスでも代償を払う可能性があるため、正確さと速さを同時に備える必要があると強調した。
チームのプレビューは全17ステージ、競技距離307.02キロとしている。ヒョンデはティエリー・ヌービルとアドリアン・フルモーも送り出し、3組とも表彰台を目指す。ヒョンデWRCスポーティングディレクターのアンドリュー・ウィートリーは、全行程で安定した競争力のあるペースを保ち、マシン性能、クルーの連携、天候、タイヤを合わせて考える必要があると強調した。

コ・ドライバーはステージで何をするのか
コ・ドライバーが読み上げるペースノート(pace notes)は、クルーが事前にまとめたステージ情報だ。ヒョンデのレッキに関する解説によると、ドライバーはあらかじめ低速でステージを走り、ノートを作り、確認用の映像も記録する。本番ではコ・ドライバーがその情報を読み上げ、ドライバーは道の変化を先に知り、操作を準備できる。
INKA SPORTS分析:狭い道での情報伝達が重要な理由
前方の情報を明瞭に聞けてこそ、先に準備できる
ソルドは狭い道と路肩の岩を今回の最大の課題に挙げた。使える空間が限られ、小さなミスにも代償が伴いやすい。ドライバーは次の区間へ着く前に、速度の調整とライン選択を決めなければならない。サイスの「明瞭な読み上げ」を評価する言葉は、具体的な必要性を指している。指示を理解するための負担を減らし、運転へ注意を残すことだ。読み上げ方と車内での集中を結びつけた理由もそこにある。
明瞭な読み上げを、タイヤと路面の判断につなぐ
ヒョンデのプレビューは、高速区間と低速区間が入れ替わり、硬い岩と砂地が混ざるルートを説明するとともに、路面が荒くタイヤを摩耗させ、10月の天候も変わり得ると注意を促した。ドライバーは前方のルート情報と、その時のグリップを合わせて速度を選び、異なる路面とタイヤの消耗の中で正確な走りを保つ必要がある。ウィートリーが求める安定したペースには、連携する2つの仕事が含まれる。コ・ドライバーが道の情報を明瞭に伝え、ドライバーが車両の状態に応じて速度を判断することだ。
まとめ
ソルドがサイスを評価するのは、以前の協力で彼女の読み上げ方が運転への集中を助けたためだ。サルディニアの狭い道と路肩の岩は、前方の情報を明瞭に聞き、速度とラインを先に準備することを特に重要にする。表彰台と勝利へ向けた準備には、ソルドのこの大会での経験と、2人がすでに築いた対話の両方がある。本番ではそれをタイヤ管理と実際の路面に結びつける必要もある。