ラリー・チリの土曜6ステージ、139.2キロが終了し、ソルベルグが2時間17分09秒5で引き続き首位を走り、エバンスを19秒1リードしている。オジエは3位で、エバンスにわずか1秒3差。フルモーは首位から31秒1差の4位につける。パヤリはフルモーから44秒4差の5位となった。
長いステージで2度最速、ソルベルグがリードを広げる
土曜のステージはコンセプシオンの南側、ビオビオ川の対岸にあり、3本の道路を2回ずつ走った。路面は荒れ、タイヤの摩耗が目立ち、最長のMaría las Crucesは28.31キロ。チームは各ループの3本目の前に、使用済みタイヤを最大2本の新品と交換することが認められた。ソルベルグは午前の最初の2本で差を詰められたが、María las Crucesで最速を記録。昼のサービス時点でもエバンスへのリードは10秒1で、朝と全く同じだった。
午後もソルベルグはMaría las Crucesの2回目を制し、エバンスへのリードを19秒1に広げた。エバンスは最後のステージで2番手タイムを記録し、総合2位を守ったが、荒れた路面でタイヤの管理が慎重すぎたかもしれないと感じていた。
オジエがエバンスの1秒3後方へ
オジエは午前最初の2本でともに最速を出し、一時フルモーを抜いて3位へ上がったが、María las Crucesでフルモーが順位を取り戻した。午後もオジエは最初の2本を制し、長いステージの2回目を終えて3位を確保。フルモーとの差を10秒7へ広げた。エバンスまではわずか1秒3となり、チームメイト同士の表彰台争いはなお続いていた。

アクシデントと再出走が後方の順位を変える
ヌービルは土曜最初のPelúnの高速コーナーでコースを外れ、横転した。コ・ドライバーのウィダグともに大事には至らなかったが、車両の損傷でその日の走行を終えた。このためFIAの土曜暫定分類では、通常の総合タイムが記載されていない。金曜最初のステージで動けなくなった勝田は既に再出走し、前方の走行順で浮いた砂利を掃く役割を担った。一部のステージではなおトップ6の速さを示したものの、規定の加算タイムによって、総合順位は優勝争いから遠いままだった。
ラッピは6位、マクアリーンは7位へ上がった。マクアリーンの総合タイムには10秒のペナルティーが含まれる。アームストロングはSS8で横転し、観客の助けで車両を起こした後、ゆっくりとステージ終点へ到達した。しかしその後、移動区間での点検で冷却系の損傷が見つかり、その日の走行を断念した。日曜に再出走させるには、Mスポーツによる車両の修復が必要となった。
日曜は4ステージを予定
日曜は新たなCarampangueと復活したBiobíoを2回ずつ走り、後者の2回目がパワーステージとなる。
土曜終了時点のRally1総合成績
土曜終了時点のRally1総合成績
| Rally1順位 | 車番 | ドライバー/コ・ドライバー | チーム | 総合タイム | 差 | 状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 99 | オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン | トヨタ | 2:17:09.5 | — | 暫定 |
| 2 | 33 | エルフィン・エバンス/スコット・マーティン | トヨタ | 2:17:28.6 | +19.1秒 | 暫定 |
| 3 | 1 | セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ | トヨタ | 2:17:29.9 | +20.4秒 | 暫定 |
| 4 | 16 | アドリアン・フルモー/アレクサンドル・コリア | ヒョンデ | 2:17:40.6 | +31.1秒 | 暫定 |
| 5 | 5 | サミ・パヤリ/マルコ・サルミネン | トヨタ | 2:18:25.0 | +1分15.5秒 | 暫定 |
| 6 | 4 | エサペッカ・ラッピ/エンニ・マルコネン | ヒョンデ | 2:21:19.6 | +4分10.1秒 | 暫定 |
| 7 | 55 | ジョシュ・マクアリーン/オーエン・トレーシー | Mスポーツ・フォード | 2:22:27.7 | +5分18.2秒 | 暫定、10.0秒のペナルティーを含む |
| 8 | 95 | ジョン・アームストロング/シェーン・バーン | Mスポーツ・フォード | 3:06:36.9 | +49分27.4秒 | SS8で横転後、冷却系の損傷でリタイア。規定の加算タイムを含む |
| 9 | 18 | 勝田貴元/ジェームス・フルトン | トヨタ | 3:18:50.3 | +61分40.8秒 | 土曜に再出走 |
| リタイア | 11 | ティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ | ヒョンデ | — | — | 土曜のPelúnで横転してリタイア、分類対象外 |