2026年ラリー・イタリア・サルディニアの金曜午前のコース風景。WRC公式レポートの掲載写真

2026年10月2日、WRCラリー・イタリア・サルディニアは金曜午前の3ステージを終えた。第4スペシャルステージ(SS4)終了時点でアドリアン・フルモーが首位に立ち、ヒョンデのチームメイト、ティエリー・ヌービルを4.6秒リードしている。オリバー・ソルベルグは首位から8.1秒差の3番手で、年間ドライバーズタイトルを争う3人の中では最上位。サミ・パヤリは4番手、エルフィン・エバンスは6番手につけた。

午前の3ステージで首位が2度交代

トヨタが10月1日に発表した内容によると、大会は木曜日に第1スペシャルステージ(SS1)を実施し、ソルベルグが首位に立っていた。金曜午前はSS2からSS4に当たる。フルモーがSS2の最速タイムを記録した一方、そのステージ終了後にはオジエが総合首位に浮上した。

SS3ではオジエが右フロントタイヤのパンクで25秒以上を失い、フルモーが首位を引き継いだ。ソルベルグも午前最初のステージでタイヤにダメージを受けたが、その後SS4を制し、総合順位を4番手から3番手へ上げた。

2026年ラリー・イタリア・サルディニアの週末に臨むソルベルグ

SS4でタイトルを争うドライバー間の差が拡大

SS4でソルベルグはエバンスを16.5秒上回り、この1ステージが昼時点での両者の総合差16.8秒の大半を占めた。パヤリは午前の3ステージすべてでエバンスを上回り、合計14.2秒先行しているが、ソルベルグには2.6秒遅れている。タイトルを争う3人は現在ソルベルグ、パヤリ、エバンスの順で、大会前の選手権順位とはちょうど逆になった。

昼時点の順位で年間王者が決まったわけではない。大会前、エバンスはパヤリに17ポイント、ソルベルグに21ポイントの差をつけており、SS4終了時点のタイム差はポイント差ではない。午後には各ステージの2回目の走行が残り、3人のタイトル争いは最終順位とその後の獲得ポイントに応じて変わっていく。以下はWRC公式の午前終了時レポートに記載された上位6人の順位と首位との差である。

SS4終了時点の総合上位6人

順位 ドライバー チーム 首位との差
1 アドリアン・フルモー ヒョンデ —
2 ティエリー・ヌービル ヒョンデ +4.6秒
3 オリバー・ソルベルグ トヨタ +8.1秒
4 サミ・パヤリ トヨタ +10.7秒
5 セバスチャン・オジエ トヨタ +23.0秒
6 エルフィン・エバンス トヨタ +24.9秒