アゼルバイジャンGP後の議論は、コース上からインターネットへ広がった。アルピーヌは9月27日に声明を発表し、ドライバー、メディア、その他のF1関係者に対する中傷に反対する姿勢を示した。チームは、レースではミスが起こるものだが、それを理由に誰も憎悪や侮辱的な言葉を受けるべきではないと述べた。
議論のきっかけとなった事故は、セーフティカーが退いた後のリスタートで起きた。フランコ・コラピントがターン1でブレーキングが遅れ、チームメイトのピエール・ガスリーに衝突し、その後ランド・ノリスも巻き込まれた。3人とも完走できなかった。FIAスチュワードはコラピントに衝突の全面的または主たる責任があると裁定し、本来の10秒加算を、次に出場するレースでの5グリッド降格に変更した。

チームは声明で、レース後のネット上の攻撃は自チームの1人のドライバーだけでなく、F1コミュニティーの他の人々にも及んでいるとした。アルピーヌは特定のドライバーの支持者や特定チームのファンに責任を帰しておらず、中傷に反対する姿勢はすべての人に対して適用されるべきだと強調した。
アルピーヌはさらに、直近数戦で同様の状況が繰り返されており、チームには公に意見を示す責任があると説明。大会プロモーター、商業権保有者、FIAと対応策について協議を続けるとした。声明では、新たな具体策や実施時期は発表されていない。
この声明はレース後のネット上の行動に関するもので、事故そのものに対する裁定を変えるものではない。チームのエグゼクティブアドバイザー、フラビオ・ブリアトーレは、それ以前にコラピントの事故を受けた対応を検討すると述べていたが、アルピーヌがこの声明を出した時点では、チーム内部の処分はまだ発表されていなかった。