2026年9月25日、バクー予選でウィリアムズFW48を走らせるカルロス・サインツ

ウィリアムズは2027年の50周年記念計画を発表した。新車をFW50と命名し、ロンドンでW50 Live展を開催。英国GPのカラーリング(車体の配色とデザイン)は、ファンが選択に参加する。3つの取り組みは、新シーズンのマシン、チームの歴史、ホームレースにそれぞれ対応し、周年企画を異なる観戦の場へ広げる。

FW48からFW50へ直接移行

F1公式の紹介によると、2027年のウィリアムズ車は今季のFW48からFW50へ番号を飛ばし、50周年に合わせる。40周年にもFW38からFW39を飛ばしてFW40を採用したことがあり、周年の数字で車両を名付ける方式を引き継ぐ。

ウィリアムズ公式サイトは、W50 Liveを2027年2月11~28日、ロンドンのウォータールー地区、26 Leake Streetで開くと確認した。展示には6つのテーマ空間があり、俳優が演じる人物が各時代の物語を案内し、歴史的なマシンや関連品も展示する。公式に公表された出展車はFW06、FW11B、FW14B、FW19、FW25、FW38である。

2026年9月26日、バクーのレースのスタート段階でウィリアムズFW48を走らせるカルロス・サインツ

これらの車両はチームの異なる時代につながる。FW06はWilliams Grand Prix Engineeringが製作した最初のマシン、FW14Bはナイジェル・マンセルの1992年ドライバーズタイトルを支え、FW19はジャック・ビルヌーブが王者となった1997年の車両だ。F1公式によると、2027年のFW50のショーカーも加わり、新シーズンの周年車両と歴史的なマシンが並ぶ。

英国GPのカラーリング選びにファンが参加

ウィリアムズは2027年英国GPのカラーリングをファンに選んでもらう計画だ。シルバーストンはチームの重要な節目の舞台でもある。1979年にクレイ・レガツォーニが初のF1勝利を挙げ、1997年にはビルヌーブがチーム通算100勝目を記録した。今回は周年企画の方向性が発表された段階で、具体的な選び方や最終デザインは今後の情報を待つ。

INKA SPORTS 分析:ファンが50年のチーム史へ入る方法

この計画は、チーム史とファン参加を2つの場に設ける。ロンドン展は最初の車両からチャンピオンマシンまでの変化を実車で示し、人物による案内で人や時代の背景を補い、新しいファンが車両番号と具体的な物語を結び付けられるようにする。シルバーストンのカラーリング選択は、ファンの決定を当季のレースへ持ち込む。FW50という名が両者をつなぐが、参加内容には展示とカラーリングという具体的な活動も用意される。

まとめ

50周年企画への参加を望むファンにとって、ロンドン展は日付と場所が明確だ。公式サイトの発売予定は、10月26日にW Club会員先行販売、10月29日に一般販売となっている。英国GPのカラーリングの選択方法は未発表。今後は展示のチケット購入とカラーリング選びをそれぞれ追えるが、参加時期は異なる。