レッドブルは9月23日、アイザック・ハジャーとの契約延長を発表し、2027年シーズンもマックス・フェルスタッペンとコンビを組むことを確認した。フェルスタッペンはすでに2030年末までの契約を結んでおり、今回の延長でレッドブルの2027年のドライバー2人がそろった。チーム代表のローラン・メキースは、加入以来ハジャーがコース内外で見せた働きによって、契約延長は容易に決断できたと述べた。
F1参戦2年目、移籍初戦から複数レースへ続く結果
ハジャーは2025年にレッドブルの姉妹チームでF1のルーキーシーズンを過ごし、ザントフォールトで初表彰台を獲得した。2026年にレッドブルのトップチームへ昇格し、同チームで走るレッドブル育成プログラム出身者として11人目となった。現在もF1ではまだ2年目のシーズンを戦っている。
レッドブルの発表では、昇格後の実績が挙げられた。初戦のオーストラリアGPでは予選3位を獲得し、発表時点で7戦連続のトップ6フィニッシュを記録、モナコGPでは再び表彰台に上がった。チームはモナコでの表彰台を、ここまでの今季のハイライトとしている。
メキース、ファクトリーでの仕事を評価 負傷欠場中にも信頼を示す
メキースは特に、ハジャーが加入当初からファクトリーでの仕事に取り組み、エンジニアとともにマシン開発を進め、学びと改善への意欲を保ってきた点に言及した。メルボルンで昇格後の挑戦に向き合った際の落ち着きも評価した。ハジャーは発表の中で加入から8カ月を振り返り、今後も周囲の声に耳を傾け、学び、自分を高め続けると述べた。

契約延長の発表時点で、ハジャーは負傷による欠場からの復帰を準備していた。F1公式は同日、手首の負傷で直近3戦を欠場したハジャーが、アゼルバイジャンGPで復帰する予定だと伝えた。メキースは欠場期間がハジャーにとって厳しいものだったと認め、今回の契約延長をチームの信頼の表れと位置付け、レースへの復帰に期待を寄せた。
INKA SPORTS分析:レッドブルが認めた成長とは
発表で示された複数の根拠は、それぞれ異なる側面を表している。初戦の予選3位は1周の速さ、7戦連続トップ6フィニッシュはパフォーマンスを複数のレース結果につなげる力、ファクトリーでの仕事はエンジニアとの日常的な協力関係に関わる。これは、メキースがコース内外の両面を評価したこととも一致する。レッドブルが負傷欠場中に契約延長を決めたのは、それまでに積み上げた実績と仕事上の関係を認めたためだ。ハジャーは復帰後、今季残りのレースに引き続き取り組むことになる。
まとめ
今回の発表でレッドブルの2027年のドライバー体制が確定し、ハジャーにはトップチームでの成長を続ける機会が与えられた。次のバクー戦は復帰を予定するレースとなる。欠場前の継続的な得点につながる走りを取り戻せるかが、残りのシーズンの具体的な注目点だ。