2026年10月16日、上海マスターズ準々決勝でショットを打つラファエル・ホダル

10月16日、スペインの20歳、ラファエル・ホダルは上海マスターズ男子シングルス準々決勝で、キャスパー・ルードを4対6、6対4、6対3で逆転し、初出場で準決勝へ進んだ。大会公式は、上海マスターズ史上最年少の男子シングルス準決勝進出者となったと確認。今大会の4勝はすべて、第1セットを落としてからの逆転だった。

セット終盤の2つのリターンゲームが流れを変える

第1セットの分岐点は第10ゲームだった。ルードがホダルのサービスゲームを破るブレークで、6対4と先取した。ホダルは試合後、ルードが重要なポイントでより良いプレーをし、サーブによって自分のブレーク機会を阻んだと述べた。

第2セットはホダルが先にブレークしたが、ルードに2対2へ戻された。最終セットにつなげたのは最後の2ゲームだった。ホダルが再びブレークして5対4とし、続く自身のサービスゲームは1ポイントも落とさず、6対4でセットを取り返した。上海の大会レポートは、彼が徐々に主導権を握り、特にフォアハンドが有効だったと指摘した。

最終セットはホダルがルードのサーブを3度破り、6対3で逆転を完成させた。第2、第3セットの計5度のブレークは、第1セットで機会を生かせなかったことと対照的だった。2人のツアーでの対戦は初めてだった。

男子シングルス準々決勝結果

選手 第1セット 第2セット 第3セット 結果
ラファエル・ホダル(第12シード) 4 6 6 準決勝進出
キャスパー・ルード(第20シード) 6 4 3 準々決勝敗退

初の上海、急成長のシーズンにつながる結果

ホダルは2025年には米国のバージニア大学でプレーし、同年秋にリンカーンとシャーロッツビルのチャレンジャーで優勝した。初めてフルに戦うツアーのシーズンで、この勝利により42勝16敗。ツアーの準決勝は5回で、うちマスターズはモントリオールと上海の2回となった。

その成長にも波はある。上海前は全米オープンと東京で初戦敗退したが、上海では4試合続けて1セットダウンから勝利した。大会レポートによると、7月以降のトップ30選手との対戦は10勝2敗である。

INKA SPORTS 分析:リターンの機会がセット獲得へ変わるまで

第2セット最後の2ゲームが、今回最も明確な説明になる。5対4へのブレークは、ホダルにサーブでセットを締める機会を与えただけで、その直後のラブゲームでのキープが、初めて機会を実際のセットへ変えた。リターンで主導権を取り戻し、サーブで成果を守る仕事を終盤に続けて完了したことで、1セットダウンから最終セットで改めて争えるようになった。第1セット第10ゲームと第2セット最後の2ゲームの対照は、終盤の実行が両者の立場をどう変えたかを示す。

まとめ

ホダルは今季2度目のマスターズ準決勝に進み、次はメドベージェフと初対戦し、初のマスターズ決勝を狙う。上海で第1セットを落とした後の4勝は、今週の反撃力を示す。今回の第2セット終盤、ブレークからラブゲームのキープへ続けた2ゲームは、その逆転の1つがどう完成したかを具体的に表している。