ランド・ノリスは9月28日、アゼルバイジャンGPをリタイアした後の発言についてフランコ・コラピントに謝罪した。F1公式サイトに掲載された謝罪声明によると、ノリスはバクーのターン1での事故後、コラピントを出場停止にすべきだと主張し、F1に残るべきではないドライバーもいると発言していた。その後、こうしたことを口にすべきではなかったと認めた。
ノリスはInstagramでの声明で、レース後にコラピントへ直接メッセージを送り謝罪したと説明した。当時は感情的になっていたと認めた一方、それは不適切な発言の言い訳にはならないとした。自分も過去にミスをしており、限界で競うドライバーが過ちを犯すことは理解できるとも述べた。ノリスによれば、話し合った後も2人は友人であり、ともにレースを続けることを楽しみにしているという。
議論の発端となった事故は、9月26日の決勝36周目、セーフティカー後の最初のリスタートで発生した。コラピントはブレーキングが遅れ、ターン1の内側から進入してアルピーヌのチームメイト、ピエール・ガスリーのマシン左側に衝突。ガスリーがさらにノリスに衝突し、3人とも事故によってリタイアした。
F1公式サイトが引用したスチュワードの裁定は、コラピントに衝突の全面的または主たる責任があると指摘した。リスタート後の最初のコーナーで起きた事故ではあるものの、他のドライバーには事故を引き起こす行為がなかったため、スチュワードは1周目の第1コーナーの事故に適用する比較的寛容な基準で処分を軽くすることはしなかった。
衝突を引き起こした場合の通常の処分は10秒加算となる。コラピントはすでにリタイアしており、このレースで処分を適用できなかったため、スチュワードは規則に基づき、次に出場するレースでの5グリッド降格に変更した。これは次戦、マレーシアのセパンで行われるバーレーンGPに相当する。