2026年レイズカップ第2日、テーブル脇で抱き合って喜ぶ世界選抜のメンバー

10月16日、2026年レイズカップはフィリピンのマカティ体育館で第2日を終えた。世界選抜はチーム戦、シングルス、ダブルスで計4勝1敗を挙げ、アジアとの通算スコアを初日終了時の2対2から6対3へ変えた。ジョシュア・フィラー(Joshua Filler)はシングルスを制した後、フランシスコ・サンチェスルイスとのペアで最後のダブルスにも勝利し、世界選抜が3点差でその日を終える力となった。

チーム戦は4ラック連取、最初の3試合で優位を築く

最初のチーム戦では、アジアが一時3対1とリードした。その後、世界選抜は4ラックを連取し、5対3で逆転した。大会レポートによると、ロビー・カピトのジャンプショットのミスでまず1ラックを返し、AJマナスのファウル後、フェダー・ゴースト(Fedor Gorst)が3番と9番のコンビネーションを決めて3対3に追い付いた。サンチェスルイスがさらに1ラックを取り、Duong Quoc Hoangのスクラッチ後、フィラーが6番と9番のコンビネーションで試合を終えた。2回のコンビネーションはいずれも、先に的球に当て、その球で9番をポケットするショットだった。

続くシングルスで、フィラーはカピトを5対3で破った。4対3とリードした場面で、セーフティにより相手が的球を直接狙えない形にし、相手がセーフティからの脱出に失敗した後に取り切って勝利した。第3試合はゴーストとアレクサ・ペツェルがマナス、Duong Quoc Hoang組を5対3で下した。世界選抜は第2日の最初の3試合をすべて制し、通算リードを5対2に広げた。

ビアドが連敗を止めるも、最後のダブルスは落とす

カルロ・ビアド(Carlo Biado)が、アジアにとってこの日唯一の1点を確保した。シェーン・バンボーニングとのシングルスで1対3とされた後、セーフティの応酬を通じて流れを落ち着かせた。バンボーニングがブレイクでスクラッチし、ビアドがマッチポイントを握った。最後は4ラック連取で5対3の逆転勝ちを収めた。

最後のダブルスは、カピトとアルバート・ジャヌアルタがサンチェスルイス、フィラー組に2対0と先行し、その後も4対3で先にマッチポイントを迎えた。しかしカピトのセーフティが決まらず、世界選抜が4対4に追い付いた。大会レポートによると、最終ラックは双方にファウルがあり、アジアは機会を生かせなかった。カピトのジャンプショットが的球に当たらなかった後、サンチェスルイスとフィラーが取り切って5対4でダブルスを制し、通算スコアを6対3とした。

第2日の全結果

以下のラックスコアと通算スコアは、すべてアジアを先に表記。各試合の勝者が所属チームに1点をもたらす。

試合 種目 アジア ラックスコア 世界選抜 通算スコア(アジアを先に表記)
5 チーム戦 アジア 3対5 世界選抜 2対3
6 シングルス Robbie Capito 3対5 Joshua Filler 2対4
7 ダブルス AJ Manas/Duong Quoc Hoang 3対5 Fedor Gorst/Aleksa Pecelj 2対5
8 シングルス Carlo Biado 5対3 Shane Van Boening 3対5
9 ダブルス Robbie Capito/Albert Januarta 4対5 Francisco Sánchez Ruiz/Joshua Filler 3対6

INKA SPORTS 分析:最終ラックの2度のファウル、最後の攻撃が勝敗を決める

最後のダブルスは、マッチポイントを握っても、最後のラックを支配したことにはならないと示した。アジアは4対3からセーフティの失敗で追い付かれ、最終ラックでも試合を終えられなかった。大会レポートが伝える最後のラックでは両チームにファウルがあったが、世界選抜が最終的に取り切り、アジアはジャンプショットで攻撃の機会を失った。

ビアドの逆転も守備から始まった。1対3から2ラックを続けて取り、まず同点に戻すと、バンボーニングのブレイクスクラッチを利用して4対3とし、最後は取り切って勝利した。アジアがこの日挙げた唯一の1点には、相手のファウルの助けと、自身の守備と連続ラック獲得の両方があった。フィラーは試合後、手球のコントロールはなお改善が必要で、ミスから修正し、集中し続けると述べた。これはシングルス序盤にミスをしながらも5対3で勝った経過とも重なる。

まとめ

世界選抜の第2日の優位は4勝から生まれ、そのうち2試合はアジアのリードからの逆転だった。ビアドは1対3から4ラックを連取し、アジアに1点を残した。チーム戦のコンビネーションと最後のダブルスの取り切りは、重要な攻撃がチーム間の点差をどう変えるかを示した。大会はあと2日残り、6対3は第2日終了時点のリードにすぎない。世界選抜のラルフ・スーケー主将も試合後、アジアは簡単に諦めないと注意を促した。