2026年フィリピン9ボール・オープンは10月23日の第4日を終え、準決勝の4枠をすべてフィリピン勢が占めた。バーニー・レガラリオ、ヨハン・チュア、アントン・ラガ、バセス・モカイバットがGateway Mallで勝ち進み、地元王者の誕生が決まった。最も際どかった準々決勝では、モカイバットが1-7から10-9へ追い上げ、シェーン・バンボーニングを破った。
レガラリオが王者2人を連破、チュアはビアドを下す
ワールドナインボールツアー(WNT)のレポートによると、レガラリオはベスト16で前年王者ダビッド・アルケイドを10-2で破り、続いて全米オープン王者フランシスコ・サンチェスルイスに10-1で勝った。2試合合計で相手に3ラックしか許さず、自身2度目のWNT準決勝へ進んだ。
レガラリオは、相手が王者であることに集中を乱されず、試合に集中して全力を尽くしたと語った。地元の観客はプレッシャーにも力にもなるという。大差の2勝の背景について、若い選手が挙げたのは当日の集中と会場の支援だった。
チュアの勝ち上がりにも10-1の勝利があった。アレクサ・ペツェリを10-7で下し、続いて世界王者カルロ・ビアドに大差で勝った。母国の観客の前で最終日へ進めることに興奮していると語り、ビアドへの敬意も示した。
ラガが2連勝、モカイバットは1-7から逆転
ラガはジェフリー・ロダを10-7、ジェイソン・ショウを10-4で破った。インタビューでは当日の良い感触をブレークと結び付け、何度も取り切ったことにも触れた。ブレークはラック開始時のショットで、取り切りは好機から残る的球を連続で沈めることを指す。これらはラガ自身による試合の評価だ。
モカイバットはベスト16でアロイシウス・ヤップを10-3で下した後、バンボーニングに1-7とリードされた。10ラック先取の準々決勝で、相手はあと3ラック、自分はあと9ラックが必要な状況だった。そこから9-2と上回り、最後は10-9で勝って、敗退寸前から準決勝へ進んだ。
モカイバットにとってWNTメジャー大会で初の準決勝進出となった。この形でバンボーニングを倒せたことが信じられず、他の3人のフィリピン勢と4強を占められたことが喜びをさらに特別にしたと語った。
10月23日準々決勝結果
| 勝者 | 敗者 | スコア(勝者が左) |
|---|---|---|
| バーニー・レガラリオ | フランシスコ・サンチェスルイス | 10-1 |
| ヨハン・チュア | カルロ・ビアド | 10-1 |
| アントン・ラガ | ジェイソン・ショウ | 10-4 |
| バセス・モカイバット | シェーン・バンボーニング | 10-9 |
第4日に決まった準決勝の組み合わせ
23日に決まった準決勝はモカイバット対ラガ、レガラリオ対チュア。前年王者アルケイド、世界王者ビアドなどの強豪が敗れる中、地元の4人が今大会の優勝争いをフィリピン勢同士の対決にした。