2026年11月5日、カタールGPの事前メディアイベントで並ぶベッツェッキ(左)とマルク・マルケス。資料写真

2026年MotoGP第20戦カタールGPの最初のフリー走行が11月6日、ルサイルで行われた。ドゥカティ・レノボのマルク・マルケスが1分52秒278でトップ。アプリリアのマルコ・ベッツェッキがわずか0.110秒差で続き、ファビオ・ディ・ジャンアントニオが0.413秒差の3番手となった。

公式計時によると、マルケスは16周を走り、15周目に自己ベストを記録した。ベッツェッキも16周を走行し、最終周にベストタイムを更新。両者とも自身の走行終盤に最速ラップを出し、最終的な差は約10分の1秒に収まった。

ペドロ・アコスタは0.677秒差の4番手で、上位4人にドゥカティ、アプリリア、KTMが入った。ホルヘ・マルティンは1分53秒012で5番手、フランチェスコ・バニャイアが6番手。ラウル・フェルナンデス、ルカ・マリーニ、フランコ・モルビデリ、ヨハン・ザルコが続き、小椋藍は11番手だった。

2026年11月5日、カタールGPの事前メディアイベントで握手するベッツェッキとマルク・マルケス。資料写真

一方、走行中には複数のトラブルがあった。Motorsport-Magazinのセッション報道によると、ホンダの代役ジェイク・ディクソンは序盤の11コーナーで大きく車体を振られた後、15コーナーで転倒。その後、ブラッド・ビンダーが7コーナーで転倒し、アコスタは終盤に技術的問題で停止した。

3人とも最終結果には有効タイムを残した。ディクソンは13周を走り、1分55秒426で18番手。ビンダーは14周、1分53秒631で13番手だった。アコスタは15周を記録して4番手を維持。走行中の出来事と、各自が最終的に残したベストタイムは分けて捉える必要がある。

路面はドライで、天候は晴れ。公式記録では気温34度、路面温度42度だった。金曜のプラクティスはカタール現地19時、北京時間11月7日0時に始まる予定。昼間から夜間へ走行条件が変わるため、FP1だけで次のセッションの序列までは判断できない。

FP1全結果

順位 車番 ライダー チーム ベストタイム 差 周回数
1 93 マルク・マルケス Ducati Lenovo Team 01:52.278 — 16
2 72 マルコ・ベッツェッキ Aprilia Racing 01:52.388 +0.110 16
3 49 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team 01:52.691 +0.413 16
4 37 ペドロ・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing 01:52.955 +0.677 15
5 89 ホルヘ・マルティン Aprilia Racing 01:53.012 +0.734 15
6 63 フランチェスコ・バニャイア Ducati Lenovo Team 01:53.071 +0.793 15
7 25 ラウル・フェルナンデス SuperFile Trackhouse MotoGP Team 01:53.189 +0.911 14
8 10 ルカ・マリーニ Honda HRC Castrol 01:53.230 +0.952 16
9 21 フランコ・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team 01:53.306 +1.028 15
10 5 ヨハン・ザルコ Castrol Honda LCR 01:53.362 +1.084 15
11 79 小椋藍 SuperFile Trackhouse MotoGP Team 01:53.541 +1.263 15
12 54 フェルミン・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP 01:53.617 +1.339 14
13 33 ブラッド・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing 01:53.631 +1.353 14
14 27 イケル・レクオーナ BK8 Gresini Racing MotoGP 01:53.710 +1.432 16
15 12 マーベリック・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 01:53.725 +1.447 17
16 11 ディオゴ・モレイラ Pro Honda LCR 01:54.069 +1.791 15
17 23 エネア・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 01:54.243 +1.965 14
18 96 ジェイク・ディクソン Honda HRC Castrol 01:55.426 +3.148 13