2026年10月31日のメキシコGP FP3で1号車のマクラーレンを走らせるランド・ノリス。F1公式FP3記事の写真

2026年F1第19戦メキシコGPのフリー走行3回目は、ランド・ノリスが1分17秒600で首位に立った。キミ・アントネッリとの差はわずか0.001秒。シャルル・ルクレールが0.117秒差の3番手となった。マクラーレン、メルセデス、フェラーリが上位3枠を分け、セッション終盤まで最速タイムを争った。

ソフトタイヤのアタックは0.001秒差

F1公式レポートによると、上位勢は残り20分を切ってからソフトタイヤでのタイムアタックに移った。アントネッリが1分17秒601を記録した後、ノリスが最後の数分で0.001秒上回った。ルクレールは最初のソフトタイヤでのアタックでコースをはみ出し、その周を断念。別のアタックを行い、最終的に3番手となった。

オスカー・ピアストリは0.195秒差の4番手。マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、ジョージ・ラッセルが続き、アイザック・ハジャー、リアム・ローソン、アービッド・リンドブラッドがトップ10に入った。7番手から10番手までは0.030秒差だった一方、10番手と11番手ニコ・ヒュルケンベルグの差は0.423秒。順位帯によってタイムの接近度は異なっていた。

2026年10月31日のメキシコGP FP3で50号車のハースを走らせる平川亮。F1公式FP3記事の写真

PUトラブルと平川の走行量

走行が大きく限られたドライバーもいた。F1公式によると、ガブリエル・ボルトレトのアウディにパワーユニットの問題が発生し、ピットに戻る際に車体後部から煙が出た。キャデラックは予選前にセルジオ・ペレスのパワーユニットを予防的に交換した。FIAの記録はボルトレトが2周、ペレスが1周で、両者ともノータイムだった。

F1公式が引用したハースの声明によると、週末の残りはエステバン・オコンに代わって平川亮が担当し、この大会でF1決勝デビューを迎える。平川は32周を走り、1分19秒504で19番手となった。ヒュルケンベルグと並ぶセッション最多周回数で、残りの週末に向けて準備を進める1時間にもなった。

FP3は10月31日現地時間11:30〜12:30、日本時間11月1日02:30〜03:30に行われた。ノリスの僅差の首位は、このセッションの最速ラップを比較した結果で、予選順位やロングランの速さを直接示すものではない。全22人のタイムと周回数を以下に掲載する。予選は別記事で扱う。

メキシコGP FP3全結果

順位 車番 ドライバー チーム ベストタイム 差 周回数
1 1 ランド・ノリス マクラーレン 1:17.600 — 26
2 12 キミ・アントネッリ メルセデス 1:17.601 +0.001 24
3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1:17.717 +0.117 21
4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1:17.795 +0.195 20
5 3 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1:17.951 +0.351 21
6 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1:18.069 +0.469 18
7 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1:18.107 +0.507 27
8 6 アイザック・ハジャー レッドブル 1:18.109 +0.509 19
9 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1:18.113 +0.513 28
10 41 アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ 1:18.137 +0.537 29
11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ 1:18.560 +0.960 32
12 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1:18.652 +1.052 31
13 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1:18.674 +1.074 26
14 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1:18.850 +1.250 25
15 87 オリバー・ベアマン ハース 1:18.927 +1.327 22
16 55 カルロス・サインツ ウィリアムズ 1:19.214 +1.614 22
17 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1:19.301 +1.701 26
18 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1:19.376 +1.776 21
19 50 平川亮 ハース 1:19.504 +1.904 32
20 77 バルテリ・ボッタス キャデラック 1:20.342 +2.742 22
21 5 ガブリエル・ボルトレト アウディ ノータイム — 2
22 11 セルジオ・ペレス キャデラック ノータイム — 1