ブレントフォードとのアウェー戦で空中戦を競るチェルシーのバルコ

チェルシーは9月18日のプレミアリーグで、ブレントフォードに敵地で0–3と敗れた。前半は両チーム無得点だったが、61分にジェイドン・アンソニーが先制し、83分にイゴール・チアゴ、後半アディショナルタイム4分にファビオ・カルヴァーリョが追加点を挙げた。チェルシーは前半の好機をリードにつなげられず、失点後も攻勢を続けながら追い付けずに、終盤にさらに2点を失った。

チェルシーの公式マッチレポートによると、シャビ・アロンソは先発を5人変更した。ジョーダン・ヘンダーソンがチームでの初出場を果たし、チャバリア、バルコ、ウェルベックが今季プレミアリーグで初先発。ラクロワも先発に入った。リース・ジェームズとジョアン・ペドロの欠場が、そのうち2人の変更につながった。グスト、ハト、ラヴィアはベンチスタートとなった。

前半の好機を逃し、CKの折り返しから失点

チェルシーの序盤の脅威は左サイドから生まれた。10分、チャバリアのクロスをウェルベックがネトにつなぎ、ネトがダイレクトで放ったシュートはケレハーに止められた。中央の連係からも機会を作ろうとし、チャバリアのパスを受けたロジャースのシュートはシュスターにブロックされてゴールラインを割った。公式レポートが指摘するように、前半は好機が多かったわけではなく、0–0のまま終了した。

後半、マルティネスの斜めのパスを受けたチャバリアがシュートを外すと、今度はブレントフォードが反対側で先制した。61分、ダムスゴーが左からCKを蹴り、シュスターが頭でゴール前に折り返すと、マークを外したアンソニーが至近距離からヘディングを決めた。チェルシーは前半、相手のセットプレーやスローインからの攻撃をしのいでいたが、この場面では頭での折り返し後のゴール前の好機を防げなかった。

攻勢はブロックに阻まれ、終盤はカウンターで追加失点

チェルシーもその後、CKから得点に近づいた。ヘンダーソンのボールにケレハーが飛び出したものの触れず、ゴール前で方向が変わったボールはチェルシーに有利な位置へはこぼれず、ブレントフォードがクリアした。チェルシーは圧力をかけ続けてCKを重ねたが、66分から80分までに5本のシュートが相手選手にブロックされた。ボールは何度も攻撃エリアに届いたが、同点ゴールには結び付かなかった。

チェルシーのゴール前でヘディングを決めるブレントフォードのジェイドン・アンソニー

ブレントフォードは、チェルシーが攻勢を強める前から危険なカウンターを2度繰り出しており、その後ついにリードを広げた。83分、前方へ抜け出したシャーデがシュートを放つと、マルティネスはセーブしたものの、チアゴがこぼれ球を押し込んだ。アディショナルタイム4分にはシャーデのクロスが方向を変え、ファーサイドのカルヴァーリョが3点目を決めて、0–3で試合が終わった。

5節を終えたチェルシーの勝ち点は7のまま。公式レポートに記載された次のリーグ戦は、10月10日のホームでのボーンマス戦で、その間には10月第2週まで続く代表戦による中断期間がある。

得点記録

時間(分) ブレントフォードの選手 スコア
61 ジェイドン・アンソニー 1–0
83 イゴール・チアゴ 2–0
90+4 ファビオ・カルヴァーリョ 3–0

INKA SPORTS 分析:攻勢を続けても点差が広がった理由

66分から80分までの5度のブロックは、追い上げるチェルシーの課題が相手ゴールへ前進することだけではなかったと示している。選手はシュートまで持ち込んだが、この5本はフィールドの守備者に阻まれ、GKに処理を迫る段階へ届いていなかった。前半にネトがセーブを引き出した好機と比べると、相手を押し込むことは攻撃の条件にすぎず、同点に関わるのはブロックを越えて有効なシュートを放てるかどうかだ。試行回数を増やすだけでは、この障害は自動的に解消しない。

追い上げる際にも、相手の一連の攻撃が本当に終わるまで守備を続ける必要がある。先制点はCKのヘディングでの折り返し後にフリーのアンソニーが決め、2点目はマルティネスが最初のシュートを止めた後に生まれた。どちらも、その後のゴール前の対応が問われた。公式レポートは終盤のカウンターによる失点をチェルシーの同点への攻勢と結び付けているが、それ以前の2度のカウンターもリスクが既にあったことを示す。チェルシーは攻撃を強めながら、折り返しやこぼれ球を受ける選手も抑え続けなければならない。この試合の具体的な局面は、単にもっとシュートを打つべきだとするよりも、攻守のつながりの問題を明確に示している。

まとめ

チェルシーの敗戦はセットプレーの次のプレーへの対応で崩れたことから始まり、追い上げはブロックに阻まれ、カウンター後の詰めとファーサイドでの得点によって差が広がった。前線で圧力をかけ続けることと、背後を守ることは同時に必要な仕事だ。次に見るべきは、攻勢をブロックを越えるシュートへ変えられるか、CKの折り返しやGKのセーブ後にも受け手のマークを続けられるかである。シュート数や一度のセーブだけで、攻守全体の働きを判断することはできない。