中国サッカー協会は10月31日、中国U15男子代表が2026年FIFA U15ワールドカップ兼フットボールフェスティバルを、第2階層18位、全189チーム中50位で終えたと発表した。アゼルバイジャンで7日間行われた大会は北京時間10月30日に終了。中国は第2段階の5試合で3勝2敗となり、最終戦はトルコと1対1で引き分けた後、PK戦で4対5と敗れた。
2段階の大会方式と、範囲の異なる二つの順位
大会は8人制で、1試合の登録人数は14人。交代回数に制限はなく、一度退いた選手も再出場できる。試合時間は前後半各20分だった。中国は予選J組でアンゴラ、中央アフリカ、日本、サウジアラビア、ソロモン諸島と対戦し、3勝1分け1敗の勝ち点10で2位となり、第2階層に進んだ。全体50位と階層内18位は、それぞれ対象となるチームの範囲が異なる。
第2段階では、負けても直ちに大会を終える仕組みではなかった。各試合は勝敗を決め、同点なら延長を行わずPK戦へ進む。その日の終了後には、同じ成績のチーム同士が組み合わされる。中国も初戦でイランに1対2と敗れた後、コンゴ共和国に3対2、マレーシアに3対1、キルギスに6対1で勝ち、最後にトルコと対戦した。

イラン戦では沙明が12分に先制したものの、最後の5分間に相手のセットプレーから2点を失った。続くコンゴ共和国戦は唐華健のヘディングで先制し、前半終了前に追い付かれ、後半開始1分に逆転を許した。沙明が同点に戻した後、37分に黄昱茏が退場。それでも39分に沙明がダイビングヘッドで決勝点を挙げ、中国は7人で戦う状況から勝利した。
10月29日には1日2試合を戦った。マレーシア戦では路天懐が先制し、直後に追い付かれたが、後半に徐新沢と路天懐が3分間で2得点を挙げた。キルギス戦では唐華健の2得点に、王子霈、楊涵粤、張宸碩のゴールが続き、5対0とした。1点を返された後には沙明が6点目を記録した。連戦での得点力を見る一方、イラン戦やトルコ戦も合わせて振り返ることで、相手による異なる課題が見える。
中国U15 第2階層全5試合の結果
| 対戦相手 | 規定時間のスコア(中国が左) | PK戦(中国が左) | 最終結果 |
|---|---|---|---|
| イラン | 1–2 | — | 敗戦 |
| コンゴ共和国 | 3–2 | — | 勝利 |
| マレーシア | 3–1 | — | 勝利 |
| キルギス | 6–1 | — | 勝利 |
| トルコ | 1–1 | 4–5 | 敗戦 |
INKA SPORTS 分析:終盤に表れた二つの異なる課題
イラン戦とコンゴ共和国戦では、異なる対応が問われた。前者は終盤までリードしながら、相手のセットプレーで続けて失点した。後者は退場者を出した後に、沙明のヘディングで再び先行した。両試合を並べると、優位を守ることと逆境で勝ち越しを狙うことを分けて考えられる。全体50位という結果だけでなく、リード時の守備の判断と、人数が減った後も攻撃機会を残せたかという具体的な過程が、次の評価につながる。
まとめ:順位とともに対戦経路と競技方式を読む
今回の経験は、成績に応じて対戦相手が決まる中で、逆転負け、退場後の決勝点、PK戦という異なる状況に続けて向き合ったことにある。全体順位は大会内の位置を示し、第2段階の5試合はその経路を説明する。8人制、再出場可能な交代、40分間という条件を踏まえる必要があり、通常の11人制の年代別W杯の順位とは同一視できない。終盤の守備と連戦への対応は、それぞれ分けて評価することが大切だ。