アストンマーティンは10月22日、サードドライバーのジャック・クロフォードがメキシコシティGPのフリー走行1回目でランス・ストロールのAMR26をドライブすると発表した。21歳の米国人にとって今季4度目のFP1となり、チームに義務付けられた年間4回のルーキー走行も完了する。
初のプラクティスから1年、同じコースへ
クロフォードはテキサス州ヒューストン出身で、チームは地元のアメリカGP週末に次の出走機会を発表した。メキシコも特別な場所で、2025年に初めてF1グランプリ週末のフリー走行へ参加したコースだ。1年後の今回は、今季すでに3回の経験を持って戻る。
F1公式サイトが挙げる今季の出走は、日本、オーストリア、ベルギーの3戦。クロフォードは2024年にチームのドライバー育成プログラムへ入り、昨年3シーズン目のF2を終えてからも、テスト、シミュレーター、グランプリ週末の作業を通じて参加を続けている。メキシコでの起用も、すでに進めているサードドライバーの仕事の延長となる。
チームの発表で、本人は走行を最大限に生かし、有用なフィードバックを提供することが任務だとした。今季はコースとシミュレーターで多くを学び、その経験をメキシコへ持ち帰るのが楽しみだという。初出場だった昨年より多くの経験を持ってマシンに乗り込みたいと語った。

チームが重視するテストの蓄積とフィードバック
トラックサイド・オペレーションズ責任者のマイク・クラックは、シミュレーターとテストへの貢献を高く評価した。今回のFP1は本人が能力を示し続ける機会であり、チームのメキシコGP準備にも役立つ。実走経験を増やす機会である一方、チームの重点は既定の項目を終え、意見を得ることにある。
INKA SPORTS分析:一度の登場以上に意味を持つ継続参加
今回の起用はルーキーの走行義務と既存の育成作業をつなぐ。日本、オーストリア、ベルギーの走行と普段のテスト、シミュレーターが、再びAMR26に乗る前の経験の土台となる。本人は学んだことを実走へ生かすとし、チームは週末準備へのフィードバックを重視しており、出走の位置付けは一致している。
初出場のコースへ戻ることで、前後のつながりも明確になる。昨年はグランプリのプラクティスへの初接触で、今年は継続的なチーム作業を経た再出走だ。経験は項目の遂行とフィードバックで示す必要があり、双方が具体的な仕事を目標に置く理由もそこにある。
まとめ
メキシコGPはクロフォードの今季4回のFP1の締めくくりとなり、アストンマーティンも年間のルーキー走行義務を満たす。任されるのは明確な週末の仕事だ。ストロールの車両で、テストとシミュレーターの経験をコースへ持ち込み、チームの次の作業へ意見を提供する。