2026-27シーズン開幕戦のセルティックス戦でゴールへ向かうカニングハム。NBA公式サイトの本試合記事掲載写真。

中国時間(UTC+8)10月21日、デトロイト・ピストンズは2026-27シーズンNBA開幕戦でボストン・セルティックスをホームで121対113で破った。第三クオーターに一時22点差、最終クオーターにも10点ビハインドから23対0のランで逆転した。ジェイレン・デューレンとケイド・カニングハムが各22得点、ジャボンテ・グリーンとダンカン・ロビンソンの外角得点が二段階の追い上げを勝勢につないだ。

第三クオーターで下げ止まり、最終クオーターに連続得点

セルティックスは前半58対45。第三クオーター残り8分32秒にはポール・ジョージがスリーポイントを立て続けに決め、アウェー側のリードを72対50に広げた。ピストンズはすぐに追いつくことはできなかったが、第三クオーターに37点を挙げ、6点差の82対88で最終クオーターに入った。

グリーンが追い上げの重要な変化となった。前半は出番がなかったが、J.B.ビッカースタッフ監督は第三クオーター残り7分26秒、53対74の場面で投入。最初のスリーポイントは外したが、二分間の攻勢でスリーポイント三本とフリースロー二本による11点を挙げ、最終的に19得点、スリーポイント5本成功を記録した。

NBA公式サイトの記事によると、ビッカースタッフは当時ベンチからの後押しが必要で、グリーンの守備、シュート、エネルギーが機能したと説明した。この交代がまず差を縮め、勝負を決める連続得点は最終クオーターに生まれた。残り8分19秒には89対99とリードされていたが、残り3分33秒には112対99で前に出た。

ダンカン・ロビンソンは第四クオーターだけで15得点。スリーポイントで9点、フリースローは8本中6本で、セルティックスは彼のスリーポイントの際に二度ファウルを犯した。試合全体では21得点、スリーポイント5本成功。カニングハムは後半14得点、うち最終クオーターに8得点。デューレンは9リバウンドも記録し、ピストンズはセカンドチャンス得点で24対16と上回った。

ジョージがクラブのデビュー戦最多得点を更新

ジョージはセルティックスでの初の公式戦で試合最多38得点。シュート21本中12本、スリーポイント12本中7本を決め、ポルジンギスが2023年の初戦で挙げた30得点を超え、クラブのデビュー戦最多得点記録を更新した。前半17点、第三クオーター14点で、アウェー側が大きなリードを築く主な得点源だった。

テイタムは13得点、11アシストだったが、シュート23本中6本、スリーポイント7本中0本。後半は10本中1本で2得点にとどまった。ジョー・マズーラ監督は試合後も、正しい選択をし、フリーなら打ち続けるよう促した。個人のデビュー戦記録と11アシストも、最終クオーターのピストンズの攻勢で失点が続いた代償を埋められなかった。

各クオーターのスコア

チーム 第一クオーター 第二クオーター 第三クオーター 第四クオーター 合計
セルティックス 28 30 30 25 113
ピストンズ 27 18 37 39 121

INKA SPORTS 分析:追いつく段階と逆転する段階に分かれた反撃

この逆転は最後の一度のランだけによるものではない。第三クオーターにグリーンが加わって外角の火力を供給し、ピストンズはまず22点差を一桁に縮めた。最終クオーターではロビンソンがスリーポイントを決め、そのシュートへのファウルからもフリースローを得て、カニングハムがボール保持からの得点を補った。ベンチが先に試合を取り戻し、主な得点者が続いたからこそ、23対0のランが直接リードする側を変えた。

各クオーターの数字も変化を示す。第二クオーターに18点だけだったピストンズは後半に37点、39点を挙げた。セルティックスは第三クオーター30点から最終クオーター25点に下がった。外角成功とフリースローの機会が攻撃ごとの見返りを増やしたが、グリーンとロビンソンの各5本のスリーポイントは、この試合で実現した高い生産性だ。一試合だけで毎晩再現できる保証とはみなせない。

総括

ピストンズの開幕戦の収穫は、主力の得点に加えて、追い上げのテンポを変えられる外角の受け手を二人見つけたことだ。セルティックスではジョージの即戦力が得点に現れた。次に解決すべきは、リード後に相手の交代とシュートの変化にどう対応し、前半で築いた優位を終了まで保つかとなる。