チーム紹介
ライダーが創設した組織からホンダの長期提携先へ
ホンダLCRは1996年にルーチョ・チェッキネロが創設し、LCRは本人の名前とRacingの略です。小規模な組織から始まり、125ccと250ccの世界選手権で成長して、2006年にMotoGPへ参戦しました。独立運営のチームであり、ホンダの最高峰における長年の協力相手でもあります。
LCRには、その後ファクトリーへ進んだり最高峰で勝ったりしたライダーが在籍し、ケーシー・ストーナー、カル・クラッチロー、ヨハン・ザルコが代表例です。ザルコは2025年フランスでチームに勝利をもたらし、重要な近年の実績を加えました。2026年は創立三十周年で、長く続く組織の経験が理解の鍵となります。
一つのチーム、二つのカラーリング
2026年の二人は共にHonda RC213Vを使いますが、ガレージの両側で提携先の名称と外観が異なります。ザルコ側はCastrol Honda LCR、モレイラ側はPro Honda LCRです。中継で違う名前や色を見ても、番号とライダーを確認すれば、どちらもLCRの組織だと分かります。
LCRはホンダのファクトリーとブランドやマシン基盤を共有しますが、レース準備、ライダーとの連携、運営は独自の組織で行います。ホンダはより多くの選手から情報を得られ、LCRは独立性を保ちながらメーカーの技術支援を受けられます。
2026年の経験者と新人
レギュラーは5番ヨハン・ザルコと11番ディオゴ・モレイラです。ザルコはLCRで三年目に入り、ホンダ車の経験を積んでいます。モレイラは2025年Moto2世界王者として最高峰へ昇格し、ブラジルの新世代を代表する重要なライダーです。
二人は異なる成長段階にあります。ザルコは蓄積を生かして上位を目指し、モレイラは最高峰のマシン、タイヤ、レースのリズムに適応します。チェッキネロが引き続き指揮し、経験者と若手の組み合わせは、長年ライダーを育成・支援してきたLCRの歩みを受け継ぎます。
観戦の注目点
ザルコをそのラウンドのホンダ車の力を見る基準の一つとし、モレイラの学習も追えます。観戦分析としては、新人の予選差、決勝後半のラップタイム、完走の安定性は、一度の順位より適応過程をよく示します。LCRの二人とホンダのファクトリーを比べると、同ブランドのマシンを各ガレージがどう使うかの違いも見えてきます。
ライダーラインアップ
最終確認日:2026年10月1日 · 過去の統計と現在のポイントは別々に管理

